皆さん、こんにちは。にしおかです。今年もあと少しとなりましたね。今回、紹介する生き物は、コウシンウミウシです。
コウシンウミウシ Dendrodoris carbunculosa は、体長750㎜まで達する大型のウミウシで、和名の『コウシン』は、傘が薄く開いている干し椎茸の『香信』に因んでいます。まさに、でっかい椎茸が水槽内にたたずんでいる様に見えます(笑)
このウミウシの粘液が、眼や口につくと焼けるように痛むらしいのです。
つい先日、コウシンウミウシを触った手で、うっかり自分の口を触ってしまいました。始めは何も感じなかったのですが、辛い物を食べた時にヒリヒリする感覚に襲われました。
もりたきさんは、コウシンウミウシを触った手で、眼をこすってしまい、涙が止まらなかったそうです。
皆さんは、くれぐれもコウシンウミウシの粘液がついた手で、口や眼は触らないようにしましょう(笑)
コウシンウミウシは、へんな生きもの研究所で見る事が出来ますので、是非、会いに来て下さいね。
最後に、ソーシャルディスタンスをちゃんと守っているコウシンウミウシとカエルアンコウの写真で終わりたいと思います。
【飼育研究部 にしおか】
追記 残念ながらコウシンウミウシは本日(12月28日)斃死を確認しました。