先日、サンゴ水槽で面白い光景に遭遇しました。コブヒトデの横に連なる… 小さな砂の小山が3つほど。 実はこれ、コブヒトデの食事の痕跡なのです。 ヒトデの胃は幽門胃と噴門胃に分かれていて、餌を食べる時に噴門胃を体の外に出して
カテゴリー: 08 無脊椎動物
正体不明イソギンチャクとカメ吉の寝姿
和歌山県新宮沖水深200-500mで採集した泥岩をオオグソクムシの隠れ家(シェルター)として水槽に入れています。 最近、この泥岩に小さなイソギンチャクが1匹、出現していることに気がつきました。盤の直径は1㎜ほど、肉眼で何
テンプライソギンチャク
テンプライソギンチャク はカイメンと共生する珍しい生態を持つイソギンチャクです。2006年に神奈川県三浦市の磯で初めて見つかり、2018年に新種記載されています。当館では2018年からへんな生きもの研究所で常設展示してい
立ち上がるオオイカリナマコ
今朝、サンゴ水槽のウミキノコから奇妙なものが立ち上がっていました。 「ウミキノコのポリプが巨大化したのか‼」と一瞬、思いましたが(笑)これはオオイカリナマコですね。 放精のため、立ち上がっていたようです。 ナマコの仲間は
ソフトコーラルをレイアウト
先日、夏休みを前に石垣島産のミドリイシ属イシサンゴをレイアウトしたと紹介しましたが、続いて別ルートから「ソフトコーラル」がやって来ました(いわゆるソフトコーラルとはイシサンゴとは異なり、ヤギ類やウミキノコ類など柔らかいか