へんな生きもの研究所にあるオオクモヒトデの水槽にきれいなイソギンチャクがいます。いわゆるイワホリイソギンチャクの仲間だと思いますが、種類は元よりこのイソギンチャクがいつ、どこからやってきたかも、実ははっきりしていません。
カテゴリー: 08 無脊椎動物
ノリカイメンの芽球(?)が出現!
テンプライソギンチャク はノリカイメンの一種と共生する珍しい生態を持つイソギンチャクですが、今回はテンプライソギンチャクではなく、その「天プラの衣」の方、ノリカイメンのお話です(ちなみに本種は未記載種です) お盆の頃に降
ヨロイウミグモが5年経過
へんな生きもの研究所で飼育中のヨロイウミグモ(熊野灘の水深200~300mに生息)、つぶらな瞳(眼点)がキュートです(笑) 本種はイソギンチャクの体壁に吻を挿し、その体液を餌にしています。それで、へんな生きもの研究所では
イッスンボウシウロコムシ№11、ひきこもる
去年の12月に熊野灘の水深280-400mの深海からやってきた№11(当時、種名はまだ極秘扱いでした) ジンゴロウヤドカリと共生するヒメキンカライソギンチャクの体壁で発見、これが№11との初めての出会い(矢印) でも、表
オウムガイの殻の黒いスジ
オウムガイを飼育すると、水槽の中で新しく作られた殻に黒いスジができます。野生ではツルツル・スベスベなんですけどね。 画像はパラオオウムガイ№97 成長した殻にだけ黒いスジができています。 黒いスジができるはっきりした理由
テンプライソギンチャク近況
テンプライソギンチャク はノリカイメンの一種と共生する珍しい生態を持つイソギンチャクです。 鳥羽を含めた3地点からしか報告されていないこともあり、へんな生きもの研究所では水族館向かいの菅島の磯で採集したテンプライソギンチ
ダイオウグソクムシとオオグソクムシの目について
ダイオウグソクムシとオオグソクムシについて質問を頂きました。目の形に違いはありますか?どちらの方が光に強い、弱いなどありますか?等々… ちなみにオオグソクムシの仲間は世界中の深海から20種ほど知られていますが、そのうちの
え!オオグソクムシが!
今年の夏休みはどういうわけかオオグソクムシやダイオウグソクムシに関する質問をたくさん受けます。 その中で一番驚いたのは、自宅でオオグソクムシを飼育している会社員の方からのものでした。 この方は5月下旬にペットショップでオ