3年前に尾鷲沖 熊野灘水深280-290mで採集したエビヤドリムシの仲間が新種記載されました。 ノコノハエビジャコ(2015年にメクラエビから改名)が抱える「湯たんぽ」のように見えることから、和名はエビノユタンポ!学名は
投稿者: もりたき
ショウサイフグのウオノエ
先日、予備水槽のショウサイフグを調査して口の中に寄生するウオノエの一種を見つけました。ウオノエとは魚の体表や鰓腔、口腔に寄生する等脚類(ダイオウグソクムシやダンゴムシなどと近縁)の1グループです。 ショウサイフグ自身は元
オオベソオウムガイM63の近況
8月1日に孵化したオオベソオウムガイの赤ちゃんM63はようやく80日を経過。 順調に成長しています。 ほぼ10日毎に記録写真を撮っていますが、今回は孵化翌日、28日後、50日後、79日後の姿を同比率で並べてみました。いか
カグヤヒメウミウシがあのカイメンを摂餌していました
今朝、へんな生きもの研究所のカグヤヒメウミウシがカイメンを摂餌していました。 これは前回、アオウミウシが食べていたカイメンと同じ、だし巻き卵か湯葉のような質感のあの灰色のカイメンです。 このカイメンはイロウミウシ科、特に
アオウミウシの好物カイメン
ウミウシ飼育の一番の難関は餌の確保。 ウミウシの種類によってカイメンやコケムシ、ヒドロ虫などなど食べる餌もさまざまで、おまけにどれも手に入れるのが難しいのです。 ほぼ決まった種類の餌しか食べない種類(専食性)や複数の餌を
ハナデンシャが入館しました
昨日、愛知県田原市の海で採集されたハナデンシャ(ウミウシ)が水族館に持ち込まれました。 採集してくれたのは田原市の小学4年の男の子。 つい先日、近くの磯で死んだ個体を見つけて次は生きた個体を採集したいと思っていたところ、
テンプライソギンチャク採集
去年の7月に採集し、へんな生きもの研究所で展示していたテンプライソギンチャクがかなり小さくなってきたので、名古屋大学の臨海実験所の協力で新しい群体を採集してきました。 ご存知の方も多いかもしれませんが、テンプライソギンチ
ついに!ヤマトトックリウミグモの摂餌の瞬間に遭遇
先日投稿したヤマトトックリウミグモの摂餌ネタが予想外の反応で、大きく広がっていきそうな予感です(笑)。 そんな昨日の閉館間際。 ふと見かけたヤマトトックリウミグモの動きに少し異変を感じました。 それまで底砂にうつ伏してい
オオグソクムシ水槽に泥岩を導入しました
先日の沖合底曳き網採集で、水深200-500mあたりから泥岩を採集しました。 過去にダイオウグソクムシ水槽に擬岩(FRP製)の隠れ家を入れたら飼育個体の調子が良くなった経験から、今回はオオグソクムシ水槽にこの泥岩をシェル