去年の8月1日に孵化したオオベソオウムガイ№63 今回、孵化後160日経過したタイミングで広い空間に出すことにしました。 これまでは卵水槽の中に浮かべたプラスチック製の隔離ケース内でしたが、卵の孵化に適した水温(23℃)
投稿者: もりたき
カガミモチウニ・帰ってきたジャンボちゃん
本日は「鏡開き」なのでカガミモチウニの話題です。 お正月に別の水槽で飼育していたメスのカガミモチウニを展示水槽に戻しました。 実は、このメスは行動観察のためオスと一緒に昨年1月から別の水槽で飼育していました
パラオオウムガイが交接していました
先日の火曜日、給餌直後に珍しく私の目の前でパラオオウムガイが交接しはじめました。 交接を確認するのは久しぶりです。 ※オウムガイ類の精子は20㎝以上あるヒモのような精莢(せいきょう)の中に入っていて、オスのオウムガイはそ
熊野灘で採集したトゲヨコエビ属の一種
去年の11月に予備水槽で見つけた種類不明のヨコエビの近況です。 このヨコエビは熊野灘の沖合底曳き網で採集したクマサカガイの貝殻の中に隠れていました。 発見した当初は種類不明でしたが、研究者の方からトゲヨコエビ属Lilje
オオベソオウムガイ№63
昨年末(12月29日)に孵化後150日齢を迎えたオオベソオウムガイ№63 順調に成長して孵化から58mm大きくなりました(殻の外周) 角度ならざっと140°ほど。 今回、以前飼育していた(今はいません)ほぼ同じ日齢のオウ
あけましておめでとうございます。カガミモチウニです。
新年あけましておめでとうございます。今年も鳥羽水族館の飼育日記をよろしくおねがいします。 新年最初の飼育日記は、お正月なのでやっぱり「カガミモチウニ」ですね。このウニは水深280m以深に生息し、沈木を餌にしています。 実
テンプライソギンチャクの匍匐個体
テンプライソギンチャク はカイメンと共生する珍しい生態を持つイソギンチャクです。 2006年に神奈川県三浦市の磯で初めて見つかり、2018年に新種記載されました。 このテンプライソギンチャクは普段はノリカイメンの一種に潜