へんな生きもの研究所のアパート水槽でミミイカ(愛称ミミイカ子)を展示しました。タコノマクラとハルゲルダ・バタンガス(ウミウシね)と同居です。 搬入した日の夕方にはすっかり落ち着き、砂をかぶってじっとしていたミミイカ子。ほ
投稿者: もりたき
小さなタカアシガニが脱皮しました
現在、へんな生きもの研究所のアパート水槽で、熊野灘の沖合底曳き網で採集した小さなタカアシガニを2匹飼育しています。甲幅1㎝と3㎝ほど。タカアシガニは幼体の頃はモジャモジャとした毛が生えているので成体とはずいぶんイメージが
オウムガイの産卵期間と産卵数
オウムガイの産卵期間と産卵数はどれぐらいなのか?時々質問を受けます。 水族館では複数で飼育していることが多いので、一個体ごとの産卵期間や産卵数を調べることはなかなか難しいのですが、以前、オウムガイ Nautilus po
ダイオウグソクムシの交尾針
先日入館したダイオウグソクムシ№31は体長が35cmもある大きなオスで、既に性成熟に達していました。 この№31のように性成熟に達したオスは第2腹肢の内側にメスに精子を挿入するための器官(交尾針)を持ちます。 未成熟個体
カガミモチウニの行動観察
カガミモチウニはメスの上にオスが乗る習性を持つ深海のウニです。自然界では水深300mあたりで海底に沈んだ木を食べて暮らしています。 2匹が重なるのはおそらく繁殖に関係する行動だと思われますが、一体どれぐらいの期間、重なり