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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

最新の日記一覧

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スナホリムシの仲間が入館しました

いつもお世話になっている菅島の漁師さんからスナホリムシの仲間をいただきました。 体長1.5㎝ほど、ダイオウグソクムシやオオグソクムシと同じスナホリムシ科です(属は異なりますが) ダンゴムシっぽい… 夜になると砂の中から泳

深海性エビ・カニ・ヤドカリが入館しました

深海性の甲殻類が入館したので、本日へんな生き物研究所に展示しました。 簡単に紹介します。   ドラゴンオサテエビ…色白のザリガニみたいな雰囲気の深海エビ。オサテは長手の意味で長い右側のハサミが特徴。 眼は完全に

深海ウニの爪状叉棘

 先日深海底引きで採集したウニPrionechinus forbesianusに寄生貝ヤドリニナの仲間が寄生していたとお伝えしましたが…専門家に問い合わせたところ、まだ名前が付けられていない未記載種である可能性が高くなっ

ウミエラに付着したテヅルモヅルを展示しています

以前にも飼育日記で紹介しましたが、へんな生き物研究所で飼育中のホソウミエラに盤径2㎜ほどの小さなテヅルモヅルが付着していました。 テヅルモヅルはしばらく調子良く飼育できていましたが(小さすぎて誰にも気付かれていませんが)

ビリビリくる魚・シビレエイ

発電する魚として有名なのは【デンキウナギ】や【デンキナマズ】がいます。 この2種の魚は、淡水魚ですね。 もちろん海水魚にも発電する魚がいます。 今回紹介するのが、その発電魚【シビレエイ】です。 全長は大きくなっても30㎝

ハコエビの奇妙な行動

伊勢志摩の海・日本の海ゾーンの水槽で、【ハコエビ】を飼育展示しています。 ハコエビは、イセエビの仲間になるのですが、 名前の通り、ちょっと四角ばった体「ハコ=箱」をしています。 イセエビよりも、深いところ(70~120m

カワウソハウスを置いてみる。

先日作りましたカワウソハウス。 とりあえずできた時に置いてみました!! どーーん。 なんだこの大きい物は!? マーボーくんはへっぴり腰で覗きこみます。 好奇心強いけど。。。ビビリみたいな そんなとこがかわいいんですよね~

ナマコの色・いろいろ

ホームページ上で紹介されていますが、へんな生きもの研究所で「紅白ナマコ」を展示しています。 いわゆる【マナマコ】の赤い個体と白い個体です。 冬になるとナマコ漁が始まって、水族館に連絡が入るワケです。 今、水槽にいるのが、

深海の沈木生態系

熊野灘の水深300mで見つかる「鏡餅ウニ」Prionechinus forbesianus(和名なし)。 海底に沈んだ木の表面が生息場所の沈木生態系の一員。 その生態も気になるのですが、それに加えて寄生貝ヤドリニナの仲間

ニチリンヒトデ体表に群生するミズムシ類

予備水槽に去年の春に採集したニチリンヒトデを飼育しています。 そのヒトデの体表に複数のミズムシ(等脚類)がいることに、ある時気が付きました。 果たして、このミズムシは元々ヒトデに付着していたものなのか?それとも予備水槽内

深海底引き網漁船に乗ってきました

既にツイートでお知らせしていますが、本日、熊野灘の深海底引き網漁船に同乗させていただきました。 個人的に面白い採集生物は… 水深200mで捕獲、アカムツの口の中にいたウオノエ! 最近、ウオノエづいていますが(笑) もちろ

ハシキンメが孵化しました

釣りバカ飼育員つじです。 先日の休み明けのこと。ちゃらい系飼育員のoktくんがハシキンメが産卵しました。 と伝えに来てくれました。そういえば去年のこの時期にも産卵したなと。 ただ去年は発生が止まってしまったので今年はどう