伊勢志摩の海・日本の海ゾーンの水槽で、【ハコエビ】を飼育展示しています。
ハコエビは、イセエビの仲間になるのですが、
名前の通り、ちょっと四角ばった体「ハコ=箱」をしています。
イセエビよりも、深いところ(70~120m)の砂泥底で生活しています。
このハコエビ君、ちょっと気になる行動とっています。
普段は水槽の底隅に陣取っているのですが…
図鑑で自然下の海底の巣穴から姿を出している写真を見たことがあるので、普通の行動だと思うのですが、問題はこのあとです。
時々なんですけどね、ひっくり返るんです。ハコエビ君。ゴロンと…
最初、発見した時は「弱ってしまったのかな?」と心配したのですが… そうでもないんです。
実際、上の画像2枚の正しい順序は、2枚目が先に撮ったものなんですから…
いったいこの行動の意味はなんでしょうか??不思議です。
実は、このハコエビ君だけではなくて、過去に飼育していた別のハコエビ君も、同じ行動をしていました。
とにかく、もうしばらく観察を続けてみようと思います。