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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

最新の日記一覧

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ヒカリウミウシの摂餌習性

ウミウシの仲間は入手が難しい特定の餌しか食べない種類が多く(狭食性)、長期飼育はなかなか困難。徐々にサイズダウンして…死亡してしまいます。 そんな中、はっきりとした摂餌が確認出来ないのに、比較的状態良く飼育できているのが

ミドリフサアンコウの吸虫

飼育生物・展示生物ネタではありませんがご了承下さい(←今更) 深海底引き網で採集されたミドリフサアンコウの胃内に寄生虫(吸虫類)が2匹いました。 顕微鏡で見ると、おぉ!思いがけず美しい姿に感動しました。 こちらです。 知

カワウソハウスつくってみる。

みなさんお久しぶりです。 1月4日から数日インフルに倒れておりました。 A型流行ってるみたいです・・・;; みなさんも手洗い、ウガイ。「てうが」をしっかりしてお気をつけください!   さてさて今回のタイトルなん

アナグマが入館しました!?  

…と言っても、食肉類のアナグマではなく、ウニの一種「アナグマブンブク」です。 (すいません。ブログをアップした後に確認したらやはり種名を間違えていました。ホンブンブクのようです。)   このホンブンブクは熊野灘

深海のウニの生存を確認する

ウニ好きの方の賛同は得られるはずですが、ウニのチャームポイントの一つはきっと肛門周辺だと… 間違い有りません。萌えます。   さて。 先日入館した深海のヘンゲブンブク科2種、動きが確認出来ず、生きているのか死ん

ダイオウグソクムシの摂餌状況

今日は週2回ある、へんな生きもの研究所の給餌日。 ダイオウグソクムシも最近はチャンスを逃さぬよう頻繁に餌を与えるようにしています。 今回は小さめのサバがあったので、それを与えることに。 最近、№14の動きが活発(と言うか

深海の珍ウニ再び

一昨日、熊野灘の深海底引き網でヘンゲブンブク科のHeterobrissus niasicus Döderlein,1901(和名なし)が採集され、水族館に搬入されました。 日本近海にはヘンゲブンブク科に属するウニが6種が

トリカジカにウオノエがいました

昨日、三重県熊野灘の深海底引き網で捕獲されたトリカジカが水族館に搬入されたのですが、残念ながら死亡しました。 確かに鳥っぽい…か? そういや、コイツにはアイツが付着しているかも知れないと思い、口腔からエラのあたりを探って

深海生物いろいろ入館しました

深海底引き網漁の季節到来!ということで、へんな生きもの研究所に深海生物が色々と入館しました。 まずはオトメガゼ。 お次はヘンゲブンブク(ウニ)の仲間…種名は調査中 状態があまり良くないので、近日中に標本になるかも。 全長

タカアシガニが抱卵中

伊勢志摩の海ゾーンで飼育中のタカアシガニ(2014年4月7日入館)が抱卵中です。 卵に新鮮な海水を送ろうと腹部を開閉しているところをたまたま見かけて、本日初めて気が付きました。 実は、このメスは昨年11月9日に交尾が確認

ロクソミトラ帝国消失…

先日の火曜日(1月6日)、特別展示室で飼育中のアカイセエビが脱皮しました。 ツルツルのピカピカ。 以前に飼育日記で紹介したので覚えている方も居るかと思いますが、この水槽では内肛動物ロクソミトラ属の一種が増殖中で、このアカ

ムシモドキギンチャク

正月休みも終わり、観客も少なく閑散とした朝の水族館。   誰もいないことを良いことに、へんな生きもの研究所で水槽にへばりついて小さなイソギンチャクの観察をしていると、不意に「この場所良いですね」と男性のお客様に