カンムリヒトデにスイクチムシを寄生させてみました
先日の沖合底引き網では、去年新種発表されたカンムリヒトデスイクチムシが1匹だけ採集できました(スイクチムシは棘皮動物に寄生するゴカイの仲間です)ちなみに、本種はカンムリヒトデの胃に寄生しますが、特に悪さをするわけではない
ウデナガゴカクヒトデのシダムシを調査しました
先日の木曜日は熊野灘の沖合底引き網漁船に乗せてもらい、朝5時から夕方5時まで生物採集。 今回は漁船が目当てとする魚(アオメエソやムツなど)の獲れるポイントからほとんど移動しなかったので、5回の曳網で獲れた生物種はほぼ同じ
あの人(魚)は今?
鳥羽水族館では、年に数回、企画展を行っており、テーマに合わせた魚類なども飼育展示されています。 僕個人が関わった企画展としては、昨年夏の「危険生物展」や今年夏の「もっとへんな生きもの展」などがありますが、その企画展示のス
イシガキウミウシを展示しました
先日、菅島の幸進丸さんからイシガキウミウシをいただいたので、さっそくへんな生きもの研究所で展示しました。 ウミウシと言えば、小型で色鮮やかなイメージがありますが、このイシガキウミウシは(ウミウシとしては)巨大で、(見る人
謎です
今回は【へんな生きもの研究所】で飼育展示している「アミメノコギリガザミ」のお話です。 このアミメノコギリガザミは、以前の飼育日記で紹介しましたが(2018年1月5日)、かなり大きなカニさんです。 当館にやって来たのは20
オウムガイの胚の向き
オウムガイの卵は外殻と内殻の2重構造になっています。 今回は内殻とオウムガイ胚の位置関係のお話です。内殻は2つが合わさった形になっていますが(ピスタチオやギンナンの殻に似ています)卵の中のオウムガイ胚は2つの内殻に対して
アカエラミノウミウシを展示しました
どこからかやってきたアカエラミノウミウシ一匹を予備水槽の中で見つけました。 背面の赤い突起が美しくよく目立ちます。水温が下がる冬場に姿を見かけることが多いようです。 せっかくなのでへんな生きもの研究所で展示することにしま
戻りました!
お久しぶりです。オカピです。 5月~11月までの期間、スナメリをジュゴン隣のプールで一時的に飼育していました。 その間、お客様からは見えない奥のプールいたカメ吉でしたが、スナメリが元のプールに帰って行ったので展示に戻しま
パラオオウムガイがそろそろ…
これまでに何度かお伝えしていますが、現在、パラオオウムガイの卵(胚)が発生中です。卵から幼殻がすっかり見えています。 昨日も社長や広報担当から、もうそろそろ孵化が近いんじゃ?とたずねられましたが、どうでしょう…?私は12
12月といえば…
みなさんこんにちは! 今年もいよいよ残り1ヶ月をきりました…早いですね… 12月といえば、年末の前にクリスマスがやってきますね!サンタさんを心待ちにしている子どもたち、多いのではないでしょうか(^^) 鳥羽水族館でも、1
擬岩から24号が移動しました
10月の「55時間生中継」中にサンマを40gを摂餌したダイオウグソクムシ24号(メス)が、放送後終了後に擬岩の中に隠れて「休憩状態」になった。以前から擬岩の中にどのぐらいの時間ひそんでいるものなのか気になっていた飼育員(