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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

最新の日記一覧

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え!オオグソクムシが!

今年の夏休みはどういうわけかオオグソクムシやダイオウグソクムシに関する質問をたくさん受けます。 その中で一番驚いたのは、自宅でオオグソクムシを飼育している会社員の方からのものでした。 この方は5月下旬にペットショップでオ

どんなテンちゃんがみたいですか?

皆さんこんにちは、ともちゃんです。   最近雨続きで涼しいことは嬉しいのですが、気分がなかなか上がりません、ともちゃんです。 セイウチたちは晴れていると日向ぼっこ?のようにお昼寝している姿を頻繁に確認しますが、

イッスンボウシウロコムシとヒメキンカライソギンチャク

今年の3月に新種デビューしたばかりのイッスンボウシウロコムシ(以下イッスンボウシと表記)。メスの背中に小さなオス(矮雄)が乗る興味深い生態が明らかになりました。 複数種のヤドカリやクマサカガイと共生関係にありますが、特に

挿し木の蒸散率(保水率)と体積比における表面積の関係

雨が続きますね。 鳥羽水族館の館内も、連日湿度の高い状態が続いており、けっこう結露っぽいです。 湿度が高いと、人間にとってはあまり心地よい状況ではありませんが、1つ良いことがあります。 それは、植物(特に亜熱帯から熱帯の

親子とララの関係は、、、?

イロワケイルカに赤ちゃんが誕生したのはご存じの方も多いはず。母親「ステラ」の頑張りにより、すくすく育ってくれています。しかし!!今日はそんな親子ではなく、その親子と同じ水槽にいる「ララ」の様子をお届けしたいと思います。

コツノとミツハ

へんな生きもの研究所のアパート水槽にコツノキンセンモドキを展示しました。 熊野灘の沖合底曳き網でよく採集できる可愛いカニですが、なかなか解説ラベル付きの展示生物扱いにはなりません。 7-8月は深海生物の入手が難しいので、

セイウチが鼻を開くとき。

皆さんこんにちは、ともちゃんです。   セイウチは興味があるものに対して「ニオイを嗅ぐ」という行動が頻繁にみられます。 これはテンちゃん。 こっちに近づいてくる時に、少し鼻が開いていますね。   こん

カエルアンコウとコブトリジイサン

先日、鳥羽の漁師さんから小型サイズのカエルアンコウを4匹頂きました。体長4-5㎝ほど、展示するには小さいので予備水槽で育ててからデビューする予定です。 夏になるとこの漁師さんからカエルアンコウが捕れたと、連絡が入るのです

「あ!わかった!」を大事にしたい。

皆さんこんにちは、ともちゃんです。 雨続きのお盆期間となりそうですね。   テンちゃんに最近教えていた「おもちゃ回収」。 教える段階では、小さなサッカーボールから教えていきましたが、今ではフリスビー、フロート(

ガラス掃除の苦労

この写真は、マロン(ザリガニの仲間)の円柱水槽のガラス掃除をしているところです。 若手ザリガニ担当者がやっていた方法で、スポンジ片手にかなり無理のある体勢で行います。 私は見るからにしんどそうな、こんなやり方をしたくなか

ヒメケブカ・オオケブカ

予備水槽にいたヒメケブカガニ3匹をへんな生きもの研究所のテンプライソギンチャク水槽へ移動しました。 ヒメケブカガニはケブカガニ属の小型種(ケブカガニ=毛深い蟹の意)で、岸壁のカキ殻の中や磯の岩陰でごくごく普通に見かける普

夏休みの自由研究:セイウチのおもちゃを考えよう!

皆さんこんにちは、ともちゃんです。   さて、夏休みも中盤に差し掛かってきました。 お盆休みを目前に、全国の子どもたちに辛い一言… 「宿題、忘れていませんか(心の声)」   今回は夏休みの