へんな生きもの研究所でノコギリイッカクガニ(通称 アロークラブ)の展示を始めました。 長かった予備水槽での下済み生活を経て、オニダルマオコゼ選手と交代してようやくの展示デビューとなりました。 …と、紹介は2行で終わりまし
月: 2016年8月
脱皮が近いのでしょうか…
最近、岩陰に隠れて動きが少ないダイオウグソクムシ№13(13号) 昨日あらためて確認すると、どうも体の前半部が少し白く変化しているように見えます(矢印) ちなみに3年前に入館したときはこんな感じ。 ダイオウグソクムシを含
クマムシの展示を再開しました
休み明けで出勤すると私のデスクに封筒が。 フ、ファンレター?(笑)…ではなく、これはクマムシ博士から届いた「乾燥クマムシ」なのです。 実は、へんな生きもの研究所ではクマムシ(ヨコヅナクマムシ)の生体展示を行
Mediaster属ヒトデに寄生するシダムシ
熊野灘の沖合底引き網(水深300m)で採集されるMediaster属ヒトデ2種。 左:ユミヘリゴカクヒトデ 右:ウデナガゴカクヒトデ それぞれにシダムシが寄生しますが、寄生率にかなり差があります。 前シーズンの採集で
P162のストレッチ
去年の4月25日に孵化したオウムガイP162(Nautilus pompilius 162番目の孵化個体なので) ちょうど1年経過した頃と先日の姿を比較してみると… およそ3ヶ月で赤い縞模様3本分 成長したことがわかりま
魚魚リンピック トドの高飛び込み
リオオリンピックも開幕しましたね! 鳥羽水族館の魚魚リンピックも開催中ですよ~! その中の一つ、トドの高飛び込みをご紹介。 高飛びの選手はキンタ君。 850㎏の巨体が飛び込むので迫力満点! ジャンプ台から~ ダイビング!
ここにも内肛動物が!
以前も紹介した、熊野灘の水深300mで採集した謎の「黄色い球」 黄色い球はツノガイの殻に付着していて、そのツノガイの中にはホシムシの仲間が共生?しています。 なかなか興味深いシェアハウス状態ですが依然正体は不明のまま…
水深415mから12.5kmの道をはるばると
三重県の尾鷲市に深層水を取水する海洋深層水取水施設アクアステーションという施設があります。 この建物の地下(海面下)に取水ポンプがあります。 深層水の取水管はこの先はるか沖合12.5km先まで伸びていて、取水管の先端(取