今日、鳥羽水族館にあらたに仲間入りしたお魚さんを紹介します!
コバンザメの仲間【シロコバン】ですっ!
ベタっとして何だかコバンザメぽっくないですか?そうですねぇ、みんな小判が下向きだから…
んじゃこの向きは?
横向きです。バケツの中でしっかり吸盤使って張り付いています。
基本的なお話しですが【コバンザメ】は「サメ」と名前につきますが【サメの仲間ではありません】
スズキ目に分類されますから、普通のお魚さんと同じグループと考えていただいて問題ないと思います(ざっくりコメント笑)
で、コバンザメの仲間は日本では7種類が知られています。
その7種の中でも「ザメ」と名前に付くのは「コバンザメ」だけ。
あとの6種は「ザメ」がつかず、今回の【シロコバン】のように、【○○○コバン】という名前がついています。
コバンザメといえば、頭の吸盤ですよね!
この吸盤は背びれが変化したモノといわれています。さらに…よく見ると筋が見えますね?
板状体というのですが、この筋の数も分類の大切なキーとなっています。
つまりは、筋が多い種類もいれば少ない種類もいるということです。
シロコバンは他の種類に比べると少ないほうですね。
ヘンな生きもの研究所の水槽に収容したら(バケツから出すのに一苦労…)、すぐにガラス面にくっついてくれました。
コバンを観察するのには、ちょうどいいですよ!
では皆さん、水族館でお待ちしていま~す