ルーティンの合間に見つけると、ときめいてしまうのが内肛動物。 この飼育日記でもちょこちょこ紹介しています。 内肛動物は世界で150種類ほどが確認されているようですが、見つかっていない種類もまだまだ多いそうです。 お互いが
投稿者: もりたき
イイジマオキヤドカリが入館しました
先日、ヒメセンジュエビと一緒に、熊野灘の沖合底引き網で採集されたイイジマオキヤドカリが入館しました(これも私が乗った船からではなく別ルートから入手) さっそくへんな生きもの研究所で展示開始。 面白いのはこのヤドカリが背負
ヒメセンジュエビを展示しました
昨日、熊野灘の沖合底引き網で採集されたヒメセンジュエビが入館しました(私が乗った船ではなく別ルートから入手) センジュエビの仲間は中~漸深層に生息し、熊野灘でも時折採集されます。 形態が特徴的で格好良いエビです。ジュラ紀
深海ヒトデに貝を探す
昨日は熊野灘(南伊勢町沖)漸深帯底引き採集に行っていました。 操業中、博物館の学芸員さんが深海の小さな貝を探すために採集されたヒトデを欲しがっていた、という話を船の親方から聞きました。 確かに、スナヒトデやモミジガイ(ヒ
メッチョのプロピンカ
本日は熊野灘(南伊勢町沖)漸深帯底引き採集に行ってまいりました! ちょうど1ヶ月ぶり。 いつもお世話になっている甚昇丸さんに乗せていただき、日の出から夕方まで。 展示生物の採集はもちろんですが、熊野灘にどのような生物が分
モヅ子、7代目に引っ越し
セノテヅルモヅルの成体に幼若個体が付着していることがあります。 本当の親ではなくても成体であれば取り付き、餌を横取りしているようです。 また、取り付いている間は他の個体へ移動することは少なく、「同種間の寄生」のよう。 私
オウムガイの雌雄判別法
前回の飼育日記で、交接腕を見れば雌雄判別が可能だと書き込みましたが、通常は交接腕ではなく、ペニスの有無を確認しています。 交接腕は成熟するまでは目立たず、成熟しても触手に隠れて確認しにくいからです。 ペニスはこうやって確
P162はオスでした
昨日は週に2回あるオウムガイの給餌日。 餌をつかもうと触手を伸ばしてきたのは水族館生まれのオウムガイP162(2015.4.25孵化) ふと、あるものがチラリ。 これって、もしかしてあれじゃない?(気付いた私はちょっと興
ヤマトベンテンウニを展示しました
先日の日曜日、鳥羽の菅島の漁師さん(幸進丸)からきれいなウニをいただきました。 鳥羽の菅島沖水深30mで採集されたヤマトベンテンウニです。 さっそく本日よりへんな生きもの研究所で展示開始。 少し反り返った長い棘が特徴的で
くまちゃんFace再び
古代の海ゾーンのアメリカカブトガニ水槽で、今朝、再びアレが出現しました(笑) それは砂に潜ったアメリカカブトガニが作る、くまちゃんFace! 今回は照明に対して潜る角度が悪くて、影の出来具合がいまひとつですが…顔に見える