本日は熊野灘(南伊勢町沖)漸深帯底引き採集に行ってまいりました! ちょうど1ヶ月ぶり。 いつもお世話になっている甚昇丸さんに乗せていただき、日の出から夕方まで。 展示生物の採集はもちろんですが、熊野灘にどのような生物が分
投稿者: もりたき
モヅ子、7代目に引っ越し
セノテヅルモヅルの成体に幼若個体が付着していることがあります。 本当の親ではなくても成体であれば取り付き、餌を横取りしているようです。 また、取り付いている間は他の個体へ移動することは少なく、「同種間の寄生」のよう。 私
オウムガイの雌雄判別法
前回の飼育日記で、交接腕を見れば雌雄判別が可能だと書き込みましたが、通常は交接腕ではなく、ペニスの有無を確認しています。 交接腕は成熟するまでは目立たず、成熟しても触手に隠れて確認しにくいからです。 ペニスはこうやって確
P162はオスでした
昨日は週に2回あるオウムガイの給餌日。 餌をつかもうと触手を伸ばしてきたのは水族館生まれのオウムガイP162(2015.4.25孵化) ふと、あるものがチラリ。 これって、もしかしてあれじゃない?(気付いた私はちょっと興
ヤマトベンテンウニを展示しました
先日の日曜日、鳥羽の菅島の漁師さん(幸進丸)からきれいなウニをいただきました。 鳥羽の菅島沖水深30mで採集されたヤマトベンテンウニです。 さっそく本日よりへんな生きもの研究所で展示開始。 少し反り返った長い棘が特徴的で
くまちゃんFace再び
古代の海ゾーンのアメリカカブトガニ水槽で、今朝、再びアレが出現しました(笑) それは砂に潜ったアメリカカブトガニが作る、くまちゃんFace! 今回は照明に対して潜る角度が悪くて、影の出来具合がいまひとつですが…顔に見える
今年もリュウキュウスガモが開花しました
本日、人魚の海ゾーンにあるシーグラス水槽でリュウキュウスガモの花が咲きました。 今シーズン初。 リュウキュウスガモはジュゴンが餌として食べる海草の一種で水中で可憐な花を咲かせます。咲いたのはひとまず雄花が1輪だけ。 これ
スズコケムシでしょうか
10月に熊野灘水深200-300mで採集した深海性のホヤの仲間。 へんな生きもの研究所でひっそりと展示していますが、先日このホヤの表面にスズコケムシ(の仲間)が付着していることに気が付きました。 スズコケムシは私の好きな
カイメンと共生するムシモドキギンチャク
2013年8月に鳥羽で採集したカイメンと共生するムシモドキギンチャクの仲間(高さ2mmほど) しばらくの間へんな生きもの研究所で展示していましたが…消滅。その後は全く採集できずにいました。 採集場所もはっきりしているのに
M62が死亡しました
すでにHPなどでお知らせしていますが、昨日の朝、先日孵化したばかりのオオベソオウムガイM62の死亡を確認しました… 残念です。 孵化直後から分かっていましたが、やはり虚弱個体だったようです。 (孵化発表では殻径2.5cm