今回はいつも以上に共感が得られにくいネタかもしれません(笑) 私は南のリゾート地で朝日を浴びながら食事をする空気感が好きですが、当館のエントランスホールにあるサンゴ水槽にもそんな雰囲気を少し感じられる瞬間が訪れます。 そ
投稿者: もりたき
分裂する黄色いナマコ
へんな生きもの研究所の「黄色いナマコ」。英名はそのまんまYellow Sea cucmberで、和名はありません。 指先ほどの大きさで、暖かな海の岩の上などでじっと動かず、触手だけ大きく広げて水中を漂うプランクトンを餌に
ダイオウグソクムシ№32が排便しました(たぶん)
みんな大好きダイオウグソクムシ! 代謝の遅いダイオウグソクムシは排便のペースは遅いようです(野生でどの程度か不明) 先日(11月5日)、久しぶりにダイオウグソクムシの排便を確認しました。 実は、この日は給餌日で水槽にマア
キンチャクガニの三角関係(?)
へんな生きもの研究所で展示している2匹のキンチャクガニは水槽中央の岩陰で一緒にいることがほとんど。交接自体は未確認ですが、時々メスが卵を抱えているので仲は良さそうです。仮にオスを「キン太郎」、メスを「チャク美」としておき
アフリカマナティー かなたの前肢
先日、アフリカマナティーのかなた(オス)の前肢が長く伸びる瞬間を目撃しました。肘(ヒジ)もしっかりと見えていましたよ(矢印) 私達も頭の方に腕を伸ばすと、より「伸びた~!」と実感すると思いますが、これは肩甲骨の可動域の関
テンプライソギンチャクに餌を与えると…
テンプライソギンチャク はカイメンの仲間(ノリカイメン属の一種)と共生する珍しい生態を持つイソギンチャクです。 興味深い生態に加えて、これまでに神奈川県の三浦市、新潟県の佐渡島、鳥羽を合わせた3地点でしか生息が報告されて
サンゴ水槽の隠れキャラ
エントランスホール入ってすぐのサンゴ水槽でキイロサンゴハゼを飼育しています。 本種はサンゴの枝に隠れるように暮らす、全身真っ黄色の小さなハゼで体長は3-4㎝ほど。 ミドリイシ属サンゴの粘液などを食べたり産卵場所にしたりと