本日の夕方、ドレッヂで採集された4匹のナメクジウオ(ヒガシナメクジウオ)が水族館に持ち込まれました。 一番大きな個体で全長50mmほどある迫力のサイズ(ナメクジウオは最大70mmに達する個体もいるそうですが) ポン酢をつ
投稿者: もりたき
シーグラス水槽あれこれ
先週末、はるばる関東から大学生が4名来館しました。 水草の研究をしている学生さんで、今回の目的はシーグラス水槽の視察でした。 シーグラス…海草です。 向学心のある学生さん、良いですね。こちらも刺激を受けます。  
生まれました!(笑)
それは巷で話題?の「バナナムシ(仮)」 本日クモガタウミウシの体内から出てくる場面に初めて遭遇しました(厳密にはニアミスでしたが) 今朝の8時、水槽のクモガタウミウシに寄生したバナナムシがいつも以上にはっき
出張から戻ってきました
4月からの長い出張からダイオウグソクムシ№13が戻ってきました。 出張先は福井県の越前松島水族館さん。 これから懐かしの我が家へ戻ります。 長旅でしたが元気そう。 実は、旅立つ直前に№13は「グラビア撮影(笑)」の仕事が
ソメラ2号はモノケラでした
本日もここでは通常運転、相変わらずのネタです。 ほとんどの方の興味の対象にも話題にもならない内肛動物、ロクソソマ類が好きです。 先日の宿直では巡回までの時間つぶしにロクソソマの論文を持ち込んで読んでいました
リプケアと正体不明イソギンチャク
今月2日にへんな生きもの研究所で見つけた固着性のクラゲ(十文字クラゲの仲間)リプケア。 超絶珍種です。 今日は館内でイソギンチャク研究者さんと会う機会がありました。 この研究者は2012年にこのリプケアを日本国内(千葉県
バナナムシはどこですか?
ここ数日の間に、へんな生きもの研究所で作業中に若い女性に2回声を掛けられることがありました。 どちらも「バナナムシってどこにいますか?」という質問。 質問を受けた時はバナナムシ(仮)はすでに繭の中にこもった
鳥羽湾の正体不明イソギンチャクを展示しました
3月29日に鳥羽湾の水深70mで採集された正体不明のイソギンチャクを「へんな生きもの研究所」で展示開始しました。 サガミモガニ水槽内です。 全体的に柔らかく、ドレープ感のある足盤が特徴的。触手は43本。 私はこれまでにこ
孵化個体の移動のタイミング
自然界のオウムガイは浅瀬で孵化したのち、ある程度成長してから深場へ移動すると推察されているため、当館のオウムガイは水温23℃で孵化させ、しばらくしてから成体の水槽(水温18 ℃)へ移動させています。これまでは経験的に孵化