先日の沖合底引き網で見慣れないイカを1匹採集しました(紀伊長島沖 水深300m) 外套長が50mmほどの小さなイカですが、幼体なのか既に成体なのか… 興味深いのは、このイカは腕に吸盤だけではなく鉤(カギ)を持つこと。 全
投稿者: もりたき
ツノマタカイメンに…
昨年の10月に三重県の志摩半島で採集した(漁師から戴いた)ツノマタカイメン。 きれいなカイメンなのでそのうち展示しようかと思っていましたが、半年間ずっと予備水槽に浮かべたザルの中… 状態は良好です。 それが一昨日、ザルの
ウデナガゴカクヒトデから大きなスイクチムシが見つかる
スイクチムシ…見かけからは想像つきませんが、実はゴカイなど同じ多毛類(環形動物)の一員。 170種ほどいるほとんどがウミユリ類(ウミシダ類)に寄生していますが、ごく一部がヒトデ、クモヒトデ類から報告されています。 今シー
ツノガイに黄色い玉とホシムシ
ブログ連投していますが、昨日の水深300mの採集物の中に見慣れない小さな生物?を見つけたので、すかさずゲット。 それはツノガイに付着した黄色い球体。 割としっかりとした硬さがあります。 カイメンの仲間でしょうか…?(じゃ
ごんぶとエボシガイ再び
【ともちゃん】くんが持ってきてくれたグソクムシはタラノシラミRocinela maculataでした。 これはセイウチの餌に時々混じっているようで、前セイウチ担当のSくんも持ってきたことがあります。 そんな、みんな大好き
出た!ウデナガゴカクヒトデのシダムシ2例目
昨日は毎月恒例の熊野灘沖合底引き網生物採集に行ってきました。 紀伊長島の沖合底引き網漁船「甚昇丸」さんのお世話になり、紀伊長島の沖合、水深150-300mを朝4時から夕方まで。 最近は船に乗っても全く酔わないので、三度の
熊野灘漸深帯のカイメン
熊野灘の漸深帯で採集されたカイメンについて書き込んだ次の日、ブログを見た研究者さんに声をかけられました。 「あんなカイメンは見たことがない。珍しいですよ、きっと。調べますよ~」と。 おぉ!それは興味深い。 その言葉に甘え