好評開催中の夏休み特別イベント「魚魚リンピック(ととりんぴっく)」も残り2週間となりました。
室内競技場のメイン水槽ではリオのカーニバル風にミノカサゴを展示していますが…
先日のブログでその中の一匹の口にコペポーダが寄生している、と紹介しました。
コペポーダが気になるのか、エアレーションに大口を開けてうがいのような行動が時々観察されました。
これぐらいの寄生なら魚体にさほど大きな影響はないかと思っていましたが、担当が「3匹のうち1匹だけが餌を食べないんやけど…。寄生されているコじゃないかなぁ」と。
それじゃ、取り除いた方が良いだろうと、昨日処置を試みました。
餌を食べていない個体を捕まえて、容器に寝かせて濡れタオルで保定。
コペポーダが採集できたらブログのネタにしようと思っていたのに残念です。
餌を食べない個体と寄生された個体は別じゃないの?と残りの2匹の口の中も調べていましたが、いずれにもコペポーダは寄生していませんでした。
どうやら、餌を食べない理由は他にありそうです。
まぁ、とりあえず口の中の寄生虫の除去にエアーうがいは効果ありかも…の結果でしたが、コペポーダが採集できなかったのは残念です。
【飼育研究部 森滝丈也】