予備水槽のヤマトホシヒトデが死んでいました。 ヒトデが死んだら中身のチェックがルーティン…なので今回も解剖。 スイクチムシを観察するためです。 スイクチムシは棘皮動物に寄生する多毛類(ゴカイ類)の一群。寄生生活のためゴカ
投稿者: もりたき
熊野灘で採集されたカイメンの一種
この春、鳥羽水族館の入り口脇に小さなコーヒーショップがオープンしました。 入館前や見学後にちょっと一服するには良い場所で、オススメです。 ところで、鳥羽水族館の前にある菅島には名古屋大学の臨海実験所がありま
ヨロイイソギンチャク採集にいきました
先日、取材でイソギンチャクが急遽必要になったので、近くの磯まで出かけてきました。 あいにくの曇天。雨の合間を縫うように、30分程度で採集を終えました。 大潮ではなかったので、狙いは潮干帯上部まで生息するヨロ
イッカクダコ・最終章
先日書き込んだイッカクダコのペニスは2本ある?問題の続き。 今回はついに最終章(笑)…どうやら真相にたどりついたようです。 実は、今シーズンは熊野灘の漸深帯タコの寄生虫ニハイチュウについて大学の研究者と調べ
リプケアが1年経過しました
去年の5月2日にへんな生きもの研究所の水槽内で珍種クラゲ・リプケア(Lipkea sp.)が見つかってから早いもので1年経過しました。 順調に成長しています。 発見当時の姿 リプケアは十文字クラゲの仲間で、泳ぐことはなく
珍種ウニは死亡しました
先日メディアで大きく取りあげていただいた珍種ウニMicropygaですが、残念ながら5月5日に死亡したため、標本にしました。 標本になりましたが、引き続き「へんな生きもの研究所」で展示継続中です。 実は、入館時の状態から
シラヒゲウニとガンガゼ
個人的にウニがアツかったGWでしたが、同じ日(5月4日)に久しぶりに自己主張するウニに遭遇しました。 個人的に好きな【シラヒゲウニ】♀です。 殻径は12cmオーバー。かなり迫力があって美しい! サンゴ水槽のガラスに引っ付
続・イッカクダコのペニス
先日紹介したように、国内初確認となるMicropyga属ウニと出会えてなかなか刺激的なGWでした。 Yahooのトップニュースでも紹介されたようです! 今回はジミですが個人的に気になる、あのネタの続きです。
とても珍しいウニが入館しました
話は5月1日にさかのぼります。 私は休みでしたが、夕方自宅パソコンを見ると「深海のイイジマフクロウニの仲間?と深海タコの仲間とヒトデが入りました!」と地元の業者さんからのメールが。 添付画像を見ると何やら珍しそうなフクロ