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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

クマムシの培地を交換する

へんな生きもの研究所でヨコヅナクマムシの飼育・展示をおこなっています。

最強生物クマムシ…さすがに皆さんよくご存知のようで。

なかなかの認知度です。

 

さて。

前回お伝えしたように、情にほだされた格好でクマムシの飼育を再開したわけですが(それまではシャーレに水だけ入れて餌も与えていませんでした)飼育に用いる寒天培地は7,8日に一度交換が必要です。

ところが、クマムシ達は鋭い爪でしっかりと寒天培地をつかんでいるので、一匹ずつ取り外して引っ越しさせるのはかなり困難(面倒くさい)

実は、クマムシを培地から引きはがすにはちょっとした裏技があると、以前クマムシ博士に教えてもらっていました。

それは炭酸水を注ぐのです。

炭酸水に含まれる二酸化炭素でクマムシに麻酔がかかり、容易に寒天培地から離れるそうです。

 

そこで今回、初めてトライしてみることにしました。

…が、肝心の炭酸水が手元にない。

ま、コンビニあたりに買いに行けば良いんですけど。

 

そうこうしていて、ふと思いつきました!社員食堂には自動販売機(カップベンダー)があるじゃないですか!

ご存知のように、これだと原液と炭酸水が別々の注入口から出てくるので、手軽に適当量の炭酸水をゲットできるはず。

さっそく70円入れてボタンを押します。

すると…ジャラジャラジャラ…!うわわっ

勢いよく出てきた氷に慌てているうちに原液と炭酸水がコップにインして失敗…

 

むぅ…仕方がないので2回目のトライでもう70円を追加(素直に買いに行った方が安く済みましたね)

氷なしボタンを押すのも忘れずに。

 

今度はさすがに成功。

そして、クマムシがいる寒天培地にこの炭酸水を注ぐと…(培地は少し乾かしてあります)

シュワワ~と確かにクマムシたちは培地から簡単に離れていきました。

このクマムシ達を集めて、新たな寒天培地へお引っ越し。

餌の生クロレラも与えておきました。

新しい培地でまたどんどん卵を産んで増えていくことでしょう。

【飼育研究部 森滝丈也】

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