今朝、へんな生きもの研究所のアマモ水槽でタツノオトシゴの仲間(ハナタツ?)の異変に気がつきました。
育児嚢の口が大きく開いています。
ご存じのように、タツノオトシゴの仲間はオスが育児嚢で卵を育てます。
育児嚢で孵化した子ども(稚魚)はお父さんのお腹から出てくるわけです(孵出)
画像ではあまり動いていないように見えますが、実際はお腹の中から子どもを出そうと体をよじるようにモゾモゾと動き回っています。
そうこうしているうちに育児嚢の口はどんどん大きく開いてきます。
これはすぐに産まれそう!早く隔離用のケースを用意しなければ…!と慌ててスタンバイ。
父さんタツをプラスチック製の飼育ケースに異動させると、すぐに4匹が出てきました。
その後も父さんタツはしばらく体をよじって、最終的に10匹を出産(残念ながら、バタバタしていて孵出瞬間の画像は撮れませんでした… )
今後、順調に成長してくれることを願うばかりです。
【飼育研究部 森滝丈也】