飼育日記で紹介した深海性ブンブク類(ウルトラブンブク、ホンブンブク)は残念ながら死んでしまったのですが、意外に頑張って展示継続中なのが、貴重なヘンゲブンブク科のHeterobrissus niasicus(和名なし)。
生存不明ながら今朝は水槽の中で左の方へ大きく移動している姿を見かけ、おぉ!と近づいてみると…なんと今まで見たことがないほど肛門が突出しているではないですか。
こんな風に突出するのか…知らなかった。
写真撮影の為、ウニを水槽の中央へ移動させると…そこには大きな泥状の便(ウンコね)が。
これほど立派な便、初めて確認しました。
どうやら昨晩したようです。
ともあれ、肛門の突出が良い状態なのか、弱ってきて体が弛緩しているだけなのか不明。
ですが、初めて見るHeterobrissus niasicusの状態に興奮です。
それにしてもウニの肛門しか紹介しない日記って…(笑)
追記)…と、以上の3枚の画像は8:10頃のもの。
実は今日は取材で終日へんな生きもの研究所にいたのですが、14:30頃に10分ほど目を離したすきにHeterobrissus niasicusが排便をしたんです!しっかりとした大きな便です(笑)
どうやらウニの調子は悪くなさそうです。
飛び出た肛門も元に戻っていたので、どうやら肛門の突出は排便行動(力んでいただけ?)のようです。