当館のダイオウグソクムシは人工海水で飼育しています。 塩のような「海水の素」を水道水で溶かして人工海水をつくるわけですが、夏場は水道水が25℃近くあって熱すぎる… これを飼育温度の7.0℃まで冷やさなければいけません。
投稿者: もりたき
アカヒトデのシダムシの解剖
またまたシダムシの話題です。 シダムシとは…ヒトデの体腔中に寄生する寄生性の節足動物で、広い意味でエビやカニと同じ仲間(なかなかそうは見えませんが) 先日、へんな生きもの研究所で飼育中のアカヒトデ体腔から3匹のシダムシを
サメハダテナガダコを展示しました
先日、鳥羽でマダコ漁をしている方からサメハダテナガダコを頂きました。 サメハダテナガダコは南方系の種類で、鳥羽周辺では水温の高くなる夏期にたまに採集されます。 さっそく、へんな生きもの研究所で展示開始。 このサメハダテナ
鏡餅ウニの行動観察②
前回の続きです。 熊野灘の水深300m付近に生息する「鏡餅ウニ(仮称)」 上下に重なる奇妙な習性を解明しようと、マーキングしなくても簡単に見分けがつく3組を隔離飼育して観察中。 果たして、この1週間で何か変
スギノキミドリイシの成長
サンゴ水槽に潜ってスギノキミドリイシを撮影。掃除だったので、水が少し濁っていますが、この方が自然の海っぽい? …あぁ、本当の海に潜りたいです(笑) 実は、以前の飼育日記で、このスギノキミドリイシがおかしな成
アカヒトデのシダムシ
またまたシダムシの話題です。 シダムシはヒトデの体腔内に寄生する甲殻類ですが、およそ甲殻類には見えない奇っ怪な姿をしています(笑) 先日のブログでも紹介したように、現在、熊野灘のゴカクヒトデから見つかったシダムシの研究を