去年の11月に熊野灘水深150mで採集された正体不明のタコの卵ですが、母タコが力尽きたあとも胚の発生は進んでいます。 どの程度成長したか確認してみました。 前回、前々回よりも卵黄がかなり吸収されているのがわかります。 腹
投稿者: もりたき
お店ではコンフサの名前で出ています
サンゴ水槽の彩りを増やそうと、先日、新たなサンゴを取扱い業者に発注しました。 業者から送られてくる商品リストの中で目が留まったのがコンフサコモンサンゴ。初めて目にする名前です。 コモンサンゴの仲間でしょうが、コンフサって
パラオオウムガイの交接を初確認
現在、鳥羽水族館で飼育しているオウムガイ類はパラオオウムガイ、オウムガイ、オオベソオウムガイの3種。中でもパラオオウムガイは今年 友好協力協定を結んだパラオ国際サンゴ礁センターのもと生態調査と捕獲を行なって輸送したもので
ミナミゴカクヒトデの長い管足
昨年11月に調査開始以来初となるミナミゴカクヒトデ Paragonaster ctenipes を尾鷲沖水深150mで採集しました。 ひとまず安定していて、現在もへんな生きもの研究所でひそかに飼育中。 以前の飼育日記でも
with T(タコ)
マダコの右の第3腕は交接腕(生殖用の腕)で、その先端は吸盤がなく、シワの並んだ特殊な形(舌状片)になっています(矢印) オスはこの腕をメスに伸ばして精莢(精子)をメスに渡すのですが、舌状片に精莢を乗せてメスに渡しているの
パラオオウムガイのウオジラミを再確認
先日パラオオウムガイの殻計測中、№81の漏斗に珍しいウオジラミの仲間 Anchicaligus nautili (アンキカリグス ナウティリ)を再確認しました。 10月の搬入時からなので、意外と長く寄生している印象です。
ヒョウモンダコが捕食パターンを変えてきた?
へんな生きもの研究所のヒョウモンダコには生きたエビを与えています。 エビを与えると、至近距離まで近づき、一気に覆い被さるように捕食します。 その瞬間をカメラで撮影しようと、今日は左手で給餌しつつ、右手でカメラを構えていま
パラオオウムガイの成長率
現在飼育中のオスのパラオオウムガイ6匹のうち成熟個体は3匹 こちらは成熟個体の№84 鳥羽水族館史上最大殻径を誇る立派なオスです(殻径222.5mm)ちなみに世界記録は226mmだとか。 オウムガイの成熟個体は殻の成長が