去年の12月に生まれたタツノオトシゴ(ハナタツだと思います)の赤ちゃん。 10匹生まれたうち、現在、5匹が生存中。順調に成長しています。 職員からも大きくなりましたね~と時々声をかけられます。 泳ぐ餌を追う動きがカワイイ
投稿者: もりたき
種類不明タコとニハイチュウ
11月に尾鷲沖水深150mで採集した正体不明のタコ。 餌をとらずに1ヶ月あまり卵を守っていましたが、残念ながら孵化を見届けることなく力尽きてしまいました… それが母タコの運命だとは言え、やはり少々悲しい。明日から私が代わ
オオグソクムシの色が白くなってきた
へんな生きもの研究所で飼育中のオオグソクムシの体の前半(第4胸節から前)が白く変色し始めました。 これは…脱皮の兆候かもしれません。この個体はすでに1年3ヶ月ほど飼育していますが、こんな体色変化は初めてのことです。 脱皮
パラオオウムガイが産卵中
先日の飼育日記で紹介しましたが、現在、パラオオウムガイの産卵誘発のため飼育水槽の水温を21.0℃に上げています。 水温を上げ始めて5日後に産卵し始め、今日までに6個産卵しました(正常卵は4個) 産卵の瞬間に遭遇することが
イソギンチャクが2つになると、キンチャクガニはどうするか?
先日書き込んだキンチャクガニの続きです。 イソギンチャクを1つしか持たないキンチャクガニが振り上げたのはイソギンチャクを持つ左側のハサミ脚だけ…でしたね。 どれだけ刺激しても、かたくなに右側は上げようとしません。 そこで
ミカドウミウシが好きなカイメン
ウミウシの話題が続きます。 へんな生きもの研究所にミカドウミウシを展示しました。 泳ぐ姿が踊っているように見えるところから別名は「スパニッシュダンサー」 ウミウシの飼育は餌の確保が難しいのですが、このミカドウミウシは、水
水族館生まれにニハイチュウは寄生するのか?
飼育生物種類数日本一の鳥羽水族館。 飼育できない(でも知って欲しい!)生きものは飼育日記を通じて紹介するようにしています。 そのひとつがニハイチュウ。 ニハイチュウは体長数百μm〜数mmほどの小さな生物で、タコやイカの腎
小さなウミウシを見つけました
朝の見回り中、コーラルリーフダイビングゾーンの水槽で見慣れないウミウシを見つけました。 こちらです。体長4mmほど。 よく見ると近くに卵塊が。産卵中のようです。 見つけたのはチヂミウスコモンサンゴの枝の陰。この褐色のサン