今、巷で話題になっている「テンプライソギンチャク」をご存じでしょうか。東京大学の研究チームが発見した新種のイソギンチャクです。
このイソギンチャクはカイメンと共生するという特殊な生態を持ち、その姿がエビのテンプラに似ていることから命名されました(笑)
実は、5年前に私もこのイソギンチャクを偶然見つけ、この飼育日記で紹介していました。
『…いつも採集に行く馴染みの磯で見慣れない刺胞動物を見つけました。 岩の上に広がったグレーの不定形で柔らかな組織はカイメンのよう。
だけどボコボコとした頂点からはヒドロ虫のポリプのような触手を伸ばしている…(中略)どうやら、カイメンと共生するイソギンチャク?でも、そんなイソギンチャクって知らないなぁ。これはイソギンチャクの専門家の意見を聞いてみなければ… 』