2013年から沖合底引き網漁船甚昇丸さんのお世話になって、熊野灘の生物調査を実施しています。 その調査で見つかったのが、3種のスイクチムシ(ヒトデスイクチムシ科) それで今もスイクチムシを探す日々…(ちなみにスイクチムシ
投稿者: もりたき
いろいろなエビヤドリムシ
昨日紹介したエビヤドリムシの仲間ですが、外から見るだけでは何が何だかわからないので、少し補足させていただきます。 膨らんでいる部分にエビヤドリムシが寄生しています。 トゲトサカテッポウエビに寄生したエビヤドリムシは浅海か
エビヤドリムシの仲間が見つかりました
へんな生きもの研究所に新しくベッコウヒカリウミウシが仲間入りしました。 あれ?よく見ると体に何かがついています。 エビです。 共生エビの一種、トゲトサカテッポウエビのようです。 このエビは通常はトゲトサカ(刺胞動物)に共
イソギンチャクを1つしか持たない時、キンチャクガニはどうするか?
へんな生きもの研究所で飼育中のキンチャクガニ。 このカニはハサミ脚(第1胸脚)にイソギンチャクを持ち、敵への威嚇・防御に使います。 通常、両方のハサミ脚でイソギンチャクを持つので、こんな感じに両方を振り上げる防御態勢をと
不明タコの卵 発生中
先月紹介した、熊野灘水深150mで採集された正体不明のタコ。 今もボウシュウボラの貝殻の中で卵を保護しています。 本日、前回(11月28日)からどの程度発生が進んだか確認してみました。 見つけたときは既に発眼していました
チマキボラを展示しました
へんな生きもの研究所で久しぶりにチマキボラを展示しました。 チマキボラは日本の中部以南からオーストラリアにかけての暖かい海の水深100~400mに生息している巻き貝で、生きているときはやわらかなピンク色をしている美しい貝
パラオオウムガイが産卵しました
現在、鳥羽水族館で飼育しているオウムガイ類はパラオオウムガイ、オウムガイ、オオベソオウムガイの3種。 中でもパラオオウムガイは今年 友好協力協定を結んだパラオ国際サンゴ礁センターのもと生態調査と捕獲を行なって輸送したもの
ハクセンコマチテッポウエビ
へんな生きもの研究所で飼育中のオオウミシダに見慣れないエビが付いていました。 元々はこんなエビはいなかったはず… どうやら先日搬入したニッポンウミシダに付着していたものがこちらに引っ越ししたようです。 (住まいにしていた