前回紹介した、熊野灘水深150mで採集された正体不明のタコ。 ボウシュウボラの貝殻にずっと隠れているので、もしやと思って確認してみると… やはり、抱卵中でした。 様子を見ようと貝殻に小窓を開けて判明しました。 母タコと子
投稿者: もりたき
ツートンカラーのタコ
先日の飼育日記で紹介した正体不明のタコ。熊野灘(尾鷲沖 水深150m)で採集。 状態を把握しやすいよう、予備水槽から へんな生きもの研究所の水槽へ移動しました。 キンシサンゴの水槽です。 ただし、今のところ昼夜問わずボウ
熊野灘のニチリンヒトデはナマコを食べているようです
北海道などに分布するニチリンヒトデの好物はイトマキヒトデなどのヒトデ類だそうです(餌となるイトマキヒトデはニチリンヒトデが近づくと逃げ出すそうです) ところが三重県の熊野灘水深300m付近で採集されるニチリンヒトデはイト
アミメカムリを展示しています
へんな生きもの研究所で先日紹介したトサエバリアと一緒にアミメカムリも展示しています。 トサエバリアと同様、こちらも甲幅6mmほどしかない小型のカニなので 肉眼ではなかなか確認出来ませんが、拡大するとなかなかカワイイ顔をし
イイジマオキヤドカリ+ヤドカリスナギンチャクが入館しました
今日は、2年ぶりに熊野灘の沖合底引き網で採集されたイイジマオキヤドカリが入館しました(先日の甚昇丸ではなく別ルートからの入手) さっそくへんな生きもの研究所で展示開始しました。 面白いのはこのヤドカリが背負うヤドカリスナ
ミズダコとアカトラ(仮)
現在、水族館ではオスのミズダコを1個体展示しています。 岩陰に隠れていることが多いのですが、先日の夕方、前面に出てきているところを見かけました。 最近、成長が著しく、ミズダコ属の特徴がよく出てくるようになってきました。
日曜日に採集したヒトデ2種
2013年から沖合底引き網漁船に乗せていただき、熊野灘にどのような生物が分布しているか調査しています。 底引き網で獲れた漁獲物の中から目当てのものを探していきますが、どんどん仕分けしていく漁師さんの隙間を縫っての採集なの
正体不明のタコが入館しました。
先日 日曜日の沖合底引き網採集で初めて見るタコを採集しました(尾鷲沖 水深150m) ボウシュウボラの貝殻の奥に隠れていて、外から見るだけでは気付きにくい。指で貝殻の奥を探ってみてはじめてタコがいることがわかります。 実
生きたカンムリヒトデスイクチムシを展示しました
昨日は紀伊長島の沖合底引き網漁船甚昇丸さん(第十八甚昇丸)に乗船して、何種かの生物と一緒に、先月新種として発表したカンムリヒトデスイクチムシも採集してきました。 (スイクチムシは棘皮動物の内部や外部に寄生するミミズやゴカ