先日の熊野灘沖脚底引き網で採集した生物の中にはこんな小さなものも。 深海のヒラムシの一種。水深300mで採集。 このヒラムシは年に1回ほど採集できますが、これまでに見つかっているのは毎年1月で、必ず底引き網で引き揚げた沈
投稿者: もりたき
サメハダホウズキイカ
昨日の沖合底引き網採集でサメハダホウズキイカを採集しました。 甲板に転がっていたものを偶然見つけたのですが、残念ながら既に死んでいたので標本にすることにしました。全長8cmほど 実物を見るのは初めてですが、ボールのように
アカトラのメスを採集しました。
2013年から沖合底引き網漁船に乗せていただき、熊野灘にどのような生物が分布しているか調査しています。 底引き網で獲れた漁獲物の中から目当てのものを探していきますが、どんどん仕分けしていく漁師さんの隙間を縫っての採集なの
1000日目を迎えました
鳥羽水族館ではパラオオウムガイの孵化例はありませんが、一方、オウムガイとオオベソオウムガイの孵化には成功しています。特にオウムガイは1995年6月に孵化したP1を皮切りに、これまでに162個体が孵化しています。 ところが
お店ではコンフサの名前で出ています
サンゴ水槽の彩りを増やそうと、先日、新たなサンゴを取扱い業者に発注しました。 業者から送られてくる商品リストの中で目が留まったのがコンフサコモンサンゴ。初めて目にする名前です。 コモンサンゴの仲間でしょうが、コンフサって
パラオオウムガイの交接を初確認
現在、鳥羽水族館で飼育しているオウムガイ類はパラオオウムガイ、オウムガイ、オオベソオウムガイの3種。中でもパラオオウムガイは今年 友好協力協定を結んだパラオ国際サンゴ礁センターのもと生態調査と捕獲を行なって輸送したもので
ミナミゴカクヒトデの長い管足
昨年11月に調査開始以来初となるミナミゴカクヒトデ Paragonaster ctenipes を尾鷲沖水深150mで採集しました。 ひとまず安定していて、現在もへんな生きもの研究所でひそかに飼育中。 以前の飼育日記でも
with T(タコ)
マダコの右の第3腕は交接腕(生殖用の腕)で、その先端は吸盤がなく、シワの並んだ特殊な形(舌状片)になっています(矢印) オスはこの腕をメスに伸ばして精莢(精子)をメスに渡すのですが、舌状片に精莢を乗せてメスに渡しているの