先日、へんな生きもの研究所で飼育中のオオグソクムシの体の前半が白く変色し、脱皮の兆候かもしれませんとお知らせしました。
この変化は以前のダイオウグソクムシと同じパターン。確実に脱皮の前兆だな…。
オオグソクムシをはじめとするダンゴムシの仲間は、まず体の後半部を脱ぎ、しばらくしてから前半部を脱ぐ「二相性脱皮」をおこないます。
当館ではこれまでにオオグソクムシの脱皮を何度か観察していますが、今回のように明らかな体色変化を確認したのは初めてです。
順調にいけば、この後前半部の脱皮をおこなうはず。こちらも期待しています。
【飼育研究部 森滝丈也】