先日、ダイオウグソクムシ№13(13号)に体の変色を確認し、これは脱皮が近いのでは…?とお伝えしたばかりですが。 わずか2日で、さらに変色が進んだように見えて、毎日ドキドキしてしています(笑) …あぁ、ちょっと写真では判
投稿者: もりたき
ホシムシと共生するロクソソマ・付着場所についての考察
以前のブログで紹介した、ホシムシの吻に付着していたロクソソマの仲間(熊野灘 水深300mで採集) 私の好きな内肛動物・ロクソソマ科です。 どうやら今回見つけたロクソソマはホシムシの吻の根本あたりを選んで付着しているようで
アロークラブの展示を始めました
へんな生きもの研究所でノコギリイッカクガニ(通称 アロークラブ)の展示を始めました。 長かった予備水槽での下済み生活を経て、オニダルマオコゼ選手と交代してようやくの展示デビューとなりました。 …と、紹介は2行で終わりまし
脱皮が近いのでしょうか…
最近、岩陰に隠れて動きが少ないダイオウグソクムシ№13(13号) 昨日あらためて確認すると、どうも体の前半部が少し白く変化しているように見えます(矢印) ちなみに3年前に入館したときはこんな感じ。 ダイオウグソクムシを含
クマムシの展示を再開しました
休み明けで出勤すると私のデスクに封筒が。 フ、ファンレター?(笑)…ではなく、これはクマムシ博士から届いた「乾燥クマムシ」なのです。 実は、へんな生きもの研究所ではクマムシ(ヨコヅナクマムシ)の生体展示を行
Mediaster属ヒトデに寄生するシダムシ
熊野灘の沖合底引き網(水深300m)で採集されるMediaster属ヒトデ2種。 左:ユミヘリゴカクヒトデ 右:ウデナガゴカクヒトデ それぞれにシダムシが寄生しますが、寄生率にかなり差があります。 前シーズンの採集で
P162のストレッチ
去年の4月25日に孵化したオウムガイP162(Nautilus pompilius 162番目の孵化個体なので) ちょうど1年経過した頃と先日の姿を比較してみると… およそ3ヶ月で赤い縞模様3本分 成長したことがわかりま
ここにも内肛動物が!
以前も紹介した、熊野灘の水深300mで採集した謎の「黄色い球」 黄色い球はツノガイの殻に付着していて、そのツノガイの中にはホシムシの仲間が共生?しています。 なかなか興味深いシェアハウス状態ですが依然正体は不明のまま…
水深415mから12.5kmの道をはるばると
三重県の尾鷲市に深層水を取水する海洋深層水取水施設アクアステーションという施設があります。 この建物の地下(海面下)に取水ポンプがあります。 深層水の取水管はこの先はるか沖合12.5km先まで伸びていて、取水管の先端(取