昨日の夜中に書き込んだ飼育日記が今朝早くにアップされていましたが、同じ日の夜にこんな残念なお知らせをしなくてはならないとは…
残念です。
今朝、ダイオウグソクムシ13号の死亡を確認しました。
出勤して水槽を見て、すぐにいつもと違う様子に気が付きました。
今朝の地元紙にも国内2例目の脱皮だと、大きく取りあげられていたのに…
残念…
13号の飼育日数は1号と5号に次ぐ1192 日でした(2013年7月19日入館)
今日は解剖はおこなわず、ひとまず体重だけ測定。
が、何と2015g …
去年の春から200g近く増加しているじゃないですか。
この間、何も食べていないのに。
水ぶくれか?
そして、13号の状態をあらためて確認。
第2腹肢をよくよく見ると、交尾針ができていました。
先日の新聞取材では、13号は脱皮しても性成熟に達していなかったとコメントしましたが、前回の5号と同様、脱皮を機にオトナになっていたようです。
それにしても。
昨日は自発的に動いていたのに…
なにかしらの生理的な変化が行動に表れたのでしょうか?
やはり水槽内で脱皮は困難なのかなぁ…自信が無くなってきました。
【飼育研究部 森滝丈也】