去年の4月25日に孵化したオウムガイP162(Nautilus pompilius 162番目の孵化個体なので) ちょうど1年経過した頃と先日の姿を比較してみると… およそ3ヶ月で赤い縞模様3本分 成長したことがわかりま
投稿者: もりたき
ここにも内肛動物が!
以前も紹介した、熊野灘の水深300mで採集した謎の「黄色い球」 黄色い球はツノガイの殻に付着していて、そのツノガイの中にはホシムシの仲間が共生?しています。 なかなか興味深いシェアハウス状態ですが依然正体は不明のまま…
水深415mから12.5kmの道をはるばると
三重県の尾鷲市に深層水を取水する海洋深層水取水施設アクアステーションという施設があります。 この建物の地下(海面下)に取水ポンプがあります。 深層水の取水管はこの先はるか沖合12.5km先まで伸びていて、取水管の先端(取
魚魚リンピック ステッカーの金メダルは?
もうすぐリオデジャネイロオリンピックが始まりますね。 鳥羽水族館でも「魚魚(とと)リンピック2016」が開催中! その中のイベントの一つが3F企画展示室で繰り広げられている「体験コーナー」 生きものたちが行う競技や能力を
ミノカサゴがうがいをするわけは?
寄生虫の話題ばかりなので、今回はちゃんと展示生物ネタ。 ただいま、夏休み特別イベント「魚魚リンピック(ととりんぴっく)」が好評開催中~ 室内競技場のメイン水槽ではリオのカーニバル風にミノカサゴを展示していますが… その中
アカマンジュウガニが産卵していました
今朝、へんな生きもの研究所へ行くと…アカマンジュウガニが産卵(抱卵)していました。 孵化までしばらく抱えたままです。 実は、ちょうど1週間前の22日にこんな姿を目撃していたので、産卵はいつになるのか(交接から何日で産卵す
アラウロコクモヒトデの謎生物
4月9日に沖合底引き網で熊野灘の水深300mから採集したアラウロコクモヒトデ(盤径5mm) 盤の膨らみがずっと気になっていました(矢印) おそらく何かの寄生虫… 口側から見ても膨らみはハッキリ。 最近、シダムシ熱が高まっ
12号からもロクソソメラ
昨日の夕方に見かけたのは、何かを訴えかけるかのようにこちらを向くダイオウグソクムシ№14(14号)。 時折、顎を動かすのでしゃっべているようにも見えたり… しばらく濃密に見つめ合っていました(笑) さて。 その日はへんな
シダムシは節足動物だ
またまたシダムシの話題です。 先週末は今進めているシダムシ研究の仲間と会う機会があったので東京まで行って来ました(水族館業務ではありませんが) こちらがその念入りなミーティング風景。 シダムシとは…そう、ヒトデの体腔中に