へんな生きもの研究所で熊野灘の水深300mで採集された「鏡餅ウニ」ことPrionechinus forbesianus(和名なし)を飼育しています。 このウニは時々「鏡餅」のように重なる面白い習性があります。 何故このよ
投稿者: もりたき
ダイオウグソクムシ№27と№28
本日はへんな生きもの研究所の給餌日。 このところ、給餌してもほとんど反応していなかったダイオウグソクムシ達ですが… 今日はニシンを与えてみたところ、すぐに反応したのは27号。 10月に入館した新人くんですね。 ナナメ後ろ
ヒョウモンダコと不詳タコ
先日の日曜日、近くで採集されたヒョウモンダコが水族館にやってきました。 ご存知の方も多いでしょうが、このタコは唾液腺に猛毒がある「毒ダコ」として有名。 成長しても体長10cmほどのサイズですが、かまれると人命にかかわるこ
トリカジカエラモグリ
ツイッターの反響が凄いことになっていますね… 先日公表したトリカジカに寄生するウオノエ類トリカジカエラモグリです。 ありがとうございます。 報道では私が新種を「発見」したということになっていますが(間違いではありませんが
復活!ジクネカイメン属の一種
先週末は棘皮動物研究集会参加のため東京出張、戻ってすぐに研修旅行で広島へ…お久しぶりの飼育日記更新です。 今回は、以前にも紹介したお気に入りカイメンの話題(へんな生きもの研究所で飼育中) このカイメンは今年
モヅ子は9代目に移動しました
セノテヅルモヅルでは大きな成体に小型の幼若個体が付着する行動がよく観察されます。 本当の親ではなくても成体であれば幼若個体は取り付き、取り付いた成体の口に腕を差し込むなどして餌を横取りしているように見えることから、私はこ
スポンジウミウシを展示しました
先ほど水槽の見回りをしていて…予備水槽のザルに目がとまりました。 あ、これは…? これは…スポンジウミウシですね。 何だか正体不明のままこのザルの中に持ち込まれたのかも知れません。 温帯域に広く分布するウミウシですが、擬
ツノモチダコのニハイチュウ
去年から1ヶ月に1回のペースで熊野灘の沖合底引き網漁船に乗せてもらい生物採集を行っています。 これは展示生物の入手はもちろんですが、熊野灘の生物調査としての意味もあるので、種名の分からない生きものは研究者の力をお借りしな