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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

最新の日記一覧

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サンゴを光らせる

昨日、ふと思いついてタバネサンゴを光らせてみました。 【普段の姿】 消灯後、ブラックライト(紫外線)を照射すると… おぉ!幻想的です。 タバネサンゴだけではなく、多くの造礁サンゴは紫外線を照射すれば蛍光を発します。 これ

タバネサンゴ

コーラルリーフダイビングゾーンの育成水槽で飼育中のタバネサンゴが、生まれてからそろそろ5年になります(2010.7.10孵化) なかなかきれいな個体でサンゴの中で特にお気に入り。 実は、このタバネサンゴは当館で繁殖したも

ゴマーズ その1

  極地の海ゾーンに、4頭のゴマフアザラシが仲間入りしました!   1頭ずつ紹介しようと思って今日はその1ですが、その4まで何日かかるのやら… がんばります...   さて、4頭はバックヤー

バナナの皮をむく

たびたび話題にしている「バナナムシ(仮称)」はクモガタウミウシの寄生虫(全長およそ2cm) これまでに知られている内部寄生性ウズムシ類(扁形動物)はこいつらの仲間(フェカンピア科)だけのようで、これまでは甲殻類の寄生虫だ

モンハナシャコの認知能力

みんな大好き、モンハナシャコ。 先ほど夕方の見回り中、餌を催促されました。 嘘です(笑) 正確に言えば、パチンパチンと捕脚を打ちつけている場面に遭遇したのです。 よほど腹が減っているらしい(昨日、食べたばかりなのに…)

2匹がすねかじり

セノテヅルモヅルの成体に時々幼若個体が付着していることがあります。 本当の親ではなくても成体であれば取り付き、成体から餌を横取りしているようです。 また、取り付いている間は他の個体へ移動することは滅多になく「同種間の寄生

アカウミサボテンの伸縮観察2

釣りバカ飼育員つじです。 先日お伝えしましたアカウミサボテンの伸縮観察の続きです。 本個体の水槽搬入から見続けているのですが、底砂から突出して現れる確率は2日に1回くらいの割合でした。 こちらは前回の日記でも書きましたが

『白っぽい』は続くよ

今、どうやら鳥羽水族館は「白」づいているようです。 というのも、このところ持ち込まれる生きものたちが「白っぽい」んです。 先日は、伊勢の漁師さんから 白っぽい「メイタガレイ」をいただいたんです。 もちろん、裏側(無眼側)

鏡餅ウニとヤドリニナ

過去の飼育日記で紹介済みですが、今年1月に採集した深海ウニPrionechinus forbesianusの殻上に2匹のヤドリニナの仲間が寄生していました ウニは№9(愛称Qちゃん)、殻径およそ1㎝ 寄生貝とその卵嚢にぐ

ウニ№1帰還する

この土日は日本動物分類学会に参加するため広島大学まで出かけていました。 日本動物園水族館協会主催の会議ではありませんが、この飼育日記で紹介するような私の大好きなマイナー生物の発表が多く、とても勉強になりました。 研究者た

紅白イセエビが脱皮しました!

おひさしぶりです。 今朝、見回りをしていて発見しました! へんな生きもの研究所で飼育展示中の【紅白イセエビ】が脱皮していました! 入館したのは、昨年の2014年12月6日のこと。 尻尾が見事にくっきり左右に色が分かれてい

フェカンピアとクロンボルギア

「バナナムシ(仮)」は本日マイナビニュースにも取り上げていただき、ぼちぼちと話題になりはじめています! そのマイナビニュース内では「未だ正体不明」として紹介されていましたが、先週末あたりから急展開。 概ね判明しました。