どうも皆さん、こんにちは。 今年もついに大晦日がやってきましたね! 20歳を過ぎてからの1年が早いこと早いこと…。もうすっかりおじさんの仲間入り、ともちゃんです。笑 今年の目標は「飼育日記を20
月: 2017年12月
オオグソクムシの色が白くなってきた
へんな生きもの研究所で飼育中のオオグソクムシの体の前半(第4胸節から前)が白く変色し始めました。 これは…脱皮の兆候かもしれません。この個体はすでに1年3ヶ月ほど飼育していますが、こんな体色変化は初めてのことです。 脱皮
パラオオウムガイが産卵中
先日の飼育日記で紹介しましたが、現在、パラオオウムガイの産卵誘発のため飼育水槽の水温を21.0℃に上げています。 水温を上げ始めて5日後に産卵し始め、今日までに6個産卵しました(正常卵は4個) 産卵の瞬間に遭遇することが
イソギンチャクが2つになると、キンチャクガニはどうするか?
先日書き込んだキンチャクガニの続きです。 イソギンチャクを1つしか持たないキンチャクガニが振り上げたのはイソギンチャクを持つ左側のハサミ脚だけ…でしたね。 どれだけ刺激しても、かたくなに右側は上げようとしません。 そこで
カメレオンの秘密その②
みなさんこんにちは! 前回のカメレオンの「眼」の秘密に続き、今日は「手足」の秘密について紹介したいと思います。 ではまずこちら! これはカメレオンの前肢です。二股に分かれていて、鍋つかみのような、、、何だか
ミカドウミウシが好きなカイメン
ウミウシの話題が続きます。 へんな生きもの研究所にミカドウミウシを展示しました。 泳ぐ姿が踊っているように見えるところから別名は「スパニッシュダンサー」 ウミウシの飼育は餌の確保が難しいのですが、このミカドウミウシは、水
水族館生まれにニハイチュウは寄生するのか?
飼育生物種類数日本一の鳥羽水族館。 飼育できない(でも知って欲しい!)生きものは飼育日記を通じて紹介するようにしています。 そのひとつがニハイチュウ。 ニハイチュウは体長数百μm〜数mmほどの小さな生物で、タコやイカの腎
小さなウミウシを見つけました
朝の見回り中、コーラルリーフダイビングゾーンの水槽で見慣れないウミウシを見つけました。 こちらです。体長4mmほど。 よく見ると近くに卵塊が。産卵中のようです。 見つけたのはチヂミウスコモンサンゴの枝の陰。この褐色のサン
ヒメヒトデから新たなスイクチムシ?
2013年から沖合底引き網漁船甚昇丸さんのお世話になって、熊野灘の生物調査を実施しています。 その調査で見つかったのが、3種のスイクチムシ(ヒトデスイクチムシ科) それで今もスイクチムシを探す日々…(ちなみにスイクチムシ