熊野灘の水深300mで採集される小さなウニの一種 Prionechinus forbesianus (和名無し)。これまでに何度も紹介しましたが、鏡餅のように2匹が上下に重なる不思議な行動が水槽中で確認されています(これ
カテゴリー: 08 無脊椎動物
テンプライソギンチャク
今、巷で話題になっている「テンプライソギンチャク」をご存じでしょうか。東京大学の研究チームが発見した新種のイソギンチャクです。 このイソギンチャクはカイメンと共生するという特殊な生態を持ち、その姿がエビのテンプラに似てい
タカアシガニの排便姿勢
夕方の見回りで、ウンチングスタイル(笑)のタカアシガニを見かけました。う~ん、う~ん。 タカアシガニは排便時にアタマを下げ、オシリを高くあげます。こうすると力が入りやすいのでしょうか? お!出てきました(矢印) 便は水流
ミズダコの展示を再開しました
昨日は入社2年目のやまおか君と一緒に福井県の越前松島水族館さんへミズダコを受け取りに行ってきました。 三重ではすでに散り始めている桜ですが、福井ではちょうど満開!車窓からお花見しながらの道中となりました。 頂いたミズダコ
カセミミズが入館しました
カセミミズは貝殻を持たない原始的な軟体動物(貝の仲間)で、姿は 細長いミミズのようです。軟体動物の進化を考える上では非常に興味深い存在で、以前から興味のある動物です。 このカセミミズが本日、5年ぶりに水族館に搬入されまし
コブシメのもぐもぐタイム
1月末から孵化し始めていたコブシメの赤ちゃんですが、その後続々と産まれ、2月末に無事に展示デビューを果たすことができました。 ホームページの新着情報に掲載してもらうことにもなり、大きさが分かる様にと私も手タレとして写真を
オウムガイの、産卵のための腕
先日の宿直明けの朝、ふと水槽を見るとパラオオウムガイ№87が産卵していました。オウムガイの仲間は口の下にある特殊な腕(infrabuccal apparatus)を伸ばして卵を産み付けます。こんな産卵中の姿はあまり見かけ