へんな生きもの研究所に2匹目のカセミミズがやってきました。
カセミミズは文字通り 細長いミミズのような、貝殻を持たない原始的な軟体動物(貝の仲間)で、軟体動物の進化を考える上では非常に興味深い動物です。私は以前から興味を持っています。
今年の3月に採集された個体(生存中)は比較的小ぶりでしたが、今回やってきた個体はなかなかの大きさ。全長25㎝ほどあるでしょうか。
細長い体の前端に口がありますが、目や触角はありません。個人的な萌えポイントはこの口ですね(笑)
カセミミズは海の中でヤギ類に巻き付いてそのポリプを食べます。以前、搬入した個体はウミウチワ(ヤギの仲間)を積極的に食べていたので、今回もウミウチワを与えてみようかと考えています。
【飼育研究部 森滝丈也】