へんな生きもの研究所で飼育中のキンチャクガニ。 このカニはハサミ脚(第1胸脚)にイソギンチャクを持ち、敵への威嚇・防御に使います。 通常、両方のハサミ脚でイソギンチャクを持つので、こんな感じに両方を振り上げる防御態勢をと
カテゴリー: 08 無脊椎動物
不明タコの卵 発生中
先月紹介した、熊野灘水深150mで採集された正体不明のタコ。 今もボウシュウボラの貝殻の中で卵を保護しています。 本日、前回(11月28日)からどの程度発生が進んだか確認してみました。 見つけたときは既に発眼していました
チマキボラを展示しました
へんな生きもの研究所で久しぶりにチマキボラを展示しました。 チマキボラは日本の中部以南からオーストラリアにかけての暖かい海の水深100~400mに生息している巻き貝で、生きているときはやわらかなピンク色をしている美しい貝
パラオオウムガイが産卵しました
現在、鳥羽水族館で飼育しているオウムガイ類はパラオオウムガイ、オウムガイ、オオベソオウムガイの3種。 中でもパラオオウムガイは今年 友好協力協定を結んだパラオ国際サンゴ礁センターのもと生態調査と捕獲を行なって輸送したもの
ハクセンコマチテッポウエビ
へんな生きもの研究所で飼育中のオオウミシダに見慣れないエビが付いていました。 元々はこんなエビはいなかったはず… どうやら先日搬入したニッポンウミシダに付着していたものがこちらに引っ越ししたようです。 (住まいにしていた
リプケアの展示が終了しました
2015年の5月にへんな生きもの研究所の水槽内で見つかった珍種クラゲ・リプケア(Lipkea sp.) 泳ぐことなく岩に付着して生活する十文字クラゲの仲間です。 発見以来2年半ほど展示を続けていましたが、ついに萎縮してし
ニシキエビが脱皮をしました
今朝(12月12日)のことです。 いつものように開館前の館内を見回りしていると、ニシキエビが脱皮しているのをみつけました。 脱皮殻には、粘液がついているので、魚たちが「ごちそうだ」「ごちそうだ」とついばんでいました。 こ
ミナミゴカクヒトデの長い管足
2013年から沖合底引き網漁船に乗せていただき、熊野灘にどのような生物が分布しているか調査しています。 先月11月に調査開始以来初めてとなるミナミゴカクヒトデ Paragonaster ctenipes を採集しましたが