マダコの右の第3腕は交接腕(生殖用の腕)で、その先端は吸盤がなく、シワの並んだ特殊な形(舌状片)になっています(矢印) オスはこの腕をメスに伸ばして精莢(精子)をメスに渡すのですが、舌状片に精莢を乗せてメスに渡しているの
カテゴリー: 08 無脊椎動物
朝になるとパラオクサビライシは…
ども!寒い日が続いていますね。 こんな時は、あったか~いサンゴ礁の海にすむ生きもののお話をしましょう!笑 主人公は【パラオクサビライシ】 直径10センチほどの円盤の形をした、こうみえても一応サンゴの仲間です。 暖かい南の
パラオオウムガイのウオジラミを再確認
先日パラオオウムガイの殻計測中、№81の漏斗に珍しいウオジラミの仲間 Anchicaligus nautili (アンキカリグス ナウティリ)を再確認しました。 10月の搬入時からなので、意外と長く寄生している印象です。
ヒョウモンダコが捕食パターンを変えてきた?
へんな生きもの研究所のヒョウモンダコには生きたエビを与えています。 エビを与えると、至近距離まで近づき、一気に覆い被さるように捕食します。 その瞬間をカメラで撮影しようと、今日は左手で給餌しつつ、右手でカメラを構えていま
パラオオウムガイの成長率
現在飼育中のオスのパラオオウムガイ6匹のうち成熟個体は3匹 こちらは成熟個体の№84 鳥羽水族館史上最大殻径を誇る立派なオスです(殻径222.5mm)ちなみに世界記録は226mmだとか。 オウムガイの成熟個体は殻の成長が
種類不明タコとニハイチュウ
11月に尾鷲沖水深150mで採集した正体不明のタコ。 餌をとらずに1ヶ月あまり卵を守っていましたが、残念ながら孵化を見届けることなく力尽きてしまいました… それが母タコの運命だとは言え、やはり少々悲しい。明日から私が代わ