へんな生きもの研究所で飼育中のオオグソクムシの体の前半(第4胸節から前)が白く変色し始めました。 これは…脱皮の兆候かもしれません。この個体はすでに1年3ヶ月ほど飼育していますが、こんな体色変化は初めてのことです。 脱皮
カテゴリー: 08 無脊椎動物
パラオオウムガイが産卵中
先日の飼育日記で紹介しましたが、現在、パラオオウムガイの産卵誘発のため飼育水槽の水温を21.0℃に上げています。 水温を上げ始めて5日後に産卵し始め、今日までに6個産卵しました(正常卵は4個) 産卵の瞬間に遭遇することが
イソギンチャクが2つになると、キンチャクガニはどうするか?
先日書き込んだキンチャクガニの続きです。 イソギンチャクを1つしか持たないキンチャクガニが振り上げたのはイソギンチャクを持つ左側のハサミ脚だけ…でしたね。 どれだけ刺激しても、かたくなに右側は上げようとしません。 そこで
ミカドウミウシが好きなカイメン
ウミウシの話題が続きます。 へんな生きもの研究所にミカドウミウシを展示しました。 泳ぐ姿が踊っているように見えるところから別名は「スパニッシュダンサー」 ウミウシの飼育は餌の確保が難しいのですが、このミカドウミウシは、水
水族館生まれにニハイチュウは寄生するのか?
飼育生物種類数日本一の鳥羽水族館。 飼育できない(でも知って欲しい!)生きものは飼育日記を通じて紹介するようにしています。 そのひとつがニハイチュウ。 ニハイチュウは体長数百μm〜数mmほどの小さな生物で、タコやイカの腎
小さなウミウシを見つけました
朝の見回り中、コーラルリーフダイビングゾーンの水槽で見慣れないウミウシを見つけました。 こちらです。体長4mmほど。 よく見ると近くに卵塊が。産卵中のようです。 見つけたのはチヂミウスコモンサンゴの枝の陰。この褐色のサン
ヒメヒトデから新たなスイクチムシ?
2013年から沖合底引き網漁船甚昇丸さんのお世話になって、熊野灘の生物調査を実施しています。 その調査で見つかったのが、3種のスイクチムシ(ヒトデスイクチムシ科) それで今もスイクチムシを探す日々…(ちなみにスイクチムシ
いろいろなエビヤドリムシ
昨日紹介したエビヤドリムシの仲間ですが、外から見るだけでは何が何だかわからないので、少し補足させていただきます。 膨らんでいる部分にエビヤドリムシが寄生しています。 トゲトサカテッポウエビに寄生したエビヤドリムシは浅海か
エビヤドリムシの仲間が見つかりました
へんな生きもの研究所に新しくベッコウヒカリウミウシが仲間入りしました。 あれ?よく見ると体に何かがついています。 エビです。 共生エビの一種、トゲトサカテッポウエビのようです。 このエビは通常はトゲトサカ(刺胞動物)に共