群体は小さくなってしまいましたが、へんな生きもの研究所で現在もテンプライソギンチャクを展示中です。 本種は去年4月に新種記載されたばかりのイソギンチャクで、ノリカイメンの一種と共生する珍しい生態を持ちます。2006年に神
カテゴリー: 08 無脊椎動物
ガラスエビが見たい!
昨年生まれのイセエビの赤ちゃんが大きくなっています。 イセエビは卵から生まれたあと、約300日間、透明で親のイセエビとは違う形で過ごし、その間フィロソーマと呼ばれます。フィロソーマは体長1.5mmほどでふ化し、脱皮をしな
パラオオウムガイB2のストレッチ
昨日の見回り中、12月20日に孵化したパラオオウムガイB2(Nautilus belauensis 2番目の孵化個体)の面白い行動を見かけました。 オウムガイのねじり行動(ストレッチ)です。昨日はこんな格好でした。 口を
パラオオウムガイB6が孵化しました
パラオオウムガイのベビーラッシュは続いています(笑)。今朝、2019年最初となるB6が誕生しました。B6は4/3-4/20に産卵した卵の一つです。 この個体は殻径が少し小さいのか、軟体部(特に目のあたり)が他よりも大きい
脱ぎましておめでとう!
年末のクリスマスの頃、飼育中のオオグソクムシ2匹の前半部が白くなってきたとお伝えしました。 脱皮の兆候です。 いつ脱皮するのか楽しみにしていましたが、今朝、出勤すると2匹とも脱皮していました。 オオグソクムシをはじめとす
ヒメカンテンナマコと共生する?ゴカイの仲間
先月12月に熊野灘の水深250-280mで採集したヒメカンテンナマコをへんな生きもの研究所で展示しています。このナマコの体はゼラチン質で柔らかいので、深海底引き網で状態良く採集するのは至難の業ですが、このコは傷つかずに状
夜のヒラアシクモガニ
昨晩は宿直でした。 見回り中、浮かび上がるシルエット… ヒラアシクモガニです。 本種は水深200m以深に生息する甲幅3㎝ほどのカニで、長い脚が特徴。 普段、昼間見るのは砂の上に這いつくばったような姿でほとんど動きませんが
飼育員は操船とティップランエギングが上手くあるべきだ
私はアオリイカ担当です。 当館ではアオリイカの通年展示を心がけています。 この生物は搬入される状態で長期飼育が可能か左右されます。 アオリイカに傷を付けない最適な捕獲方法は釣獲です。 定置網などに入るアオリイカは漁網や他
迎春♫ 紅白イセエビが脱皮しました!
1月2日 ヘンな生きもの研究所で飼育している【紅白イセエビ】が脱皮しました! 飼育を始めたのは、2014年12月6日。もう4年と2ヶ月ほど飼育をしています。 持ち込まれた時は、脚が何本かとれていたのですがそれも見事に復活
深海のヒドロ虫を見つけました
明けましておめでとうございます。昨年は飼育日記を137回書き込みました。今年もこのペースで書き込んでいきますよ(笑) さて、当館のキャッチフレーズは飼育生物種類数日本一(1200種)ですが、この数をキープするのはなかなか