鳥羽水族館には現在2匹の巨大タカアシガニを飼育しています。 左上に乗っているおちびちゃんと比べてみるとその大きさは歴然ですね!! この巨大タカアシガニ2匹、普段は大人しく、お互いに全く干渉はしないのですが、
カテゴリー: 08 無脊椎動物
オオグソクムシが脱皮しました
先日、へんな生きもの研究所で飼育中のオオグソクムシの体の前半が白く変色し、脱皮の兆候かもしれませんとお知らせしました。 日を追うごとに前半部はどんどん白くなり、昨日はこんな感じ。 この変化は以前のダイオウグソクムシと同じ
オウムガイP162の近況
今年は6月15日-22日がCephalopod week(頭足類週間)…ということなので、オウムガイの話題です。 鳥羽水族館ではオウムガイとオオベソオウムガイの孵化に成功しており、特にオウムガイは1995年6月に孵化した
ショウジョウウミウシを展示しました
久しぶりに水族館近くの磯に採集に出かけました。 ウミウシがたくさん採集できたのですが、その中には初めて見る種類も。 ショウジョウウミウシです(全長1㎝ほど)。 最初に目にした時、ウメボシイソギンチャクかな?と勘違いしたほ
オオグソクムシの脱皮兆候か?
先日、鹿児島で開催された学会から戻り、数日ぶりに水槽を見て飼育中のオオグソクムシの体の前半(第4胸節から前)が白く変色していることに気が付きました。 これは…脱皮の兆候かもしれません(ちなみに、この個体は1年9ヶ月ほど飼
今季2匹目のカセミミズ
へんな生きもの研究所に2匹目のカセミミズがやってきました。 カセミミズは文字通り 細長いミミズのような、貝殻を持たない原始的な軟体動物(貝の仲間)で、軟体動物の進化を考える上では非常に興味深い動物です。私は以前から興味を
鏡餅ウニについてポスター発表をしました
先日、名古屋大学で開催された第16回 棘皮動物学会議(IEC)に参加し、重なる習性を持つ「鏡餅ウニ」についてポスター発表させていただきました。 実は、私は国際会議初参加だったので英語の質疑応答にかなり不安はありましたが、
パラオオウムガイの胚発生
こちらは2013年に撮影したオオベソオウムガイの発生中の胚です。 姿から推測すると産卵から5ヶ月ほど経過した頃でしょうか。触手の分化が進んでいます(赤矢印) ところで、去年10月に入館したパラオオウムガイが12月から産卵
沖合底引き網採集に出かけてきました。
久しぶりの飼育日記更新です。 実は、来週開催される国際会議で重なる習性を持つ「鏡餅ウニ」についてポスター発表させていただくことになり、そちらの準備に追われているのです… そんな中、先日の木曜日に恒例の熊野灘沖脚底引き網生
パパラッチ!小さな恋の行方は、、、
今から3週間くらい前のこと。 閉館後に館内の掃除をしていると、アシカチームのおーむら先輩から一本の電話が。 「いま君。円柱水槽で、◯◯してるで。」 僕は掃除道具を投げ捨て、カメラを持ち、 ガン