先日お伝えしたエビヤドリムシとフクロムシに寄生されたオオシロピンノの話(まだ続きます)。
背甲のコブ(エビヤドリムシ)からエピカリディア期幼生が孵化したことはお伝えしましたが(全長0.2㎜)↓
今日見ると、今度は腹側に抱えた袋(フクロムシ)から幼生が孵化していました。
こちらがフクロムシのノープリウス幼生。全長0.36㎜ ↓
これも育てるのは難しいので、備忘録として記録のみ残しておきます。こうやって見ると幼生の頃はどちらも甲殻類の特徴がはっきりとしていますね。
【鳥羽水族館 飼育研究部 森滝丈也】