へんな生きもの研究所では水族館近くの菅島沖で採集したセノテヅルモヅルを展示しています。このモヅル達は以前から興味深い行動が確認されています。 それは大きな成体に小型の幼若個体が付着する行動。 本当の親ではなくても成体であ
カテゴリー: 08 無脊椎動物
ウミサボテンの繁殖成功と、展示中止と、飼育員の本音などなど。
HPや報道発表があった通り、ウミサボテンの繁殖に成功しました。 2016年の産卵では、3ヶ月しか飼育できず、 当時はだいぶ悔しい思いをしたのはこちらの日記でご報告した記憶があります。 そんな中、2017年にも産卵が有り、
ヒガイを展示しました
前回の沖合底引き網採集で私自身初となるヒガイを水深150mで採集しました。 おそらく生体展示は当館初記録。現在、へんな生きもの研究所でひっそり展示しています(クマサカガイ水槽) ヒガイは貝殻の水管部が管状に伸びた姿が特徴
イソギンチャクが産卵したようです
先週の水曜日の夜(21:59)宿直担当者からメールがありました。 コーラルリーフダイビングゾーンにあるひとつの水槽が白く濁り、0.5mmほどの卵のようなものがたくさん漂っているとのこと。 状況から判断すると、おそらくイソ
ヨルンナ・フネブリスを展示しました
インドネシア産のウミウシ(ヨルンナ・フネブリス)をへんな生きもの研究所に搬入しました。 本日から展示開始です。 白地に黒い斑紋のあるウミウシですが、最初に見た時にパンダ顔に見えたので、無理矢理こじつけたら人気が出るかも…
メンダコを展示しました
昨日は2ヶ月ぶりの沖合底引き網採集に出かけてきました。 今回は水深180mと220mから状態良いメンダコが採集できましたよ。 ひとまず1匹はダイオウグソクムシ水槽で展示開始。 あ、泳いで落下した位置が悪く、グソク・ロデオ
テンプライソギンチャク
今、巷で話題になっている「テンプライソギンチャク」をご存じでしょうか。東京大学の研究チームが発見した新種のイソギンチャクです。 このイソギンチャクはカイメンと共生するという特殊な生態を持ち、その姿がエビのテンプラに似てい
タカアシガニの排便姿勢
夕方の見回りで、ウンチングスタイル(笑)のタカアシガニを見かけました。う~ん、う~ん。 タカアシガニは排便時にアタマを下げ、オシリを高くあげます。こうすると力が入りやすいのでしょうか? お!出てきました(矢印) 便は水流
ミズダコの展示を再開しました
昨日は入社2年目のやまおか君と一緒に福井県の越前松島水族館さんへミズダコを受け取りに行ってきました。 三重ではすでに散り始めている桜ですが、福井ではちょうど満開!車窓からお花見しながらの道中となりました。 頂いたミズダコ