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鳥羽水族館 飼育日記 鳥羽水族館 飼育日記

パラオ胚とグソク24号の近況

先月からお伝えしているパラオオウムガイの卵(胚)の発生状況です。10月22日に卵殻の隙間から見えていたオウムガイの殻(胚殻)が…今ではこんな感じ(11/16撮影)

卵の向きを変えてみました。

かなり成長しているのがわかりますね。孵化は12月中旬~下旬頃でしょうか。楽しみです。

一方、こちらも定点観察を継続しているメスのダイオウグソクムシ№24(24号)。10月21日にサンマ40gを摂餌し、翌日の夕方に擬岩の中に潜り込みました。そして、4週間経過して、今はこんな様子。

はい、完全に引きこもったまんまです。オウムガイの方は目に見えて成長しているのに(笑)

元々、ダイオウグソクムシのメスはオスに比べて物陰にかくれる習性が強いようですが、これは本当このまま数ヶ月間擬岩から出てこないかも知れません…

次回はオウムガイが孵化した頃に両者の状況をお知らせする予定です。

【飼育研究部 森滝丈也】

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