昨晩は宿直でした。 見回り中、浮かび上がるシルエット… ヒラアシクモガニです。 本種は水深200m以深に生息する甲幅3㎝ほどのカニで、長い脚が特徴。 普段、昼間見るのは砂の上に這いつくばったような姿でほとんど動きませんが
カテゴリー: 08 無脊椎動物
飼育員は操船とティップランエギングが上手くあるべきだ
私はアオリイカ担当です。 当館ではアオリイカの通年展示を心がけています。 この生物は搬入される状態で長期飼育が可能か左右されます。 アオリイカに傷を付けない最適な捕獲方法は釣獲です。 定置網などに入るアオリイカは漁網や他
迎春♫ 紅白イセエビが脱皮しました!
1月2日 ヘンな生きもの研究所で飼育している【紅白イセエビ】が脱皮しました! 飼育を始めたのは、2014年12月6日。もう4年と2ヶ月ほど飼育をしています。 持ち込まれた時は、脚が何本かとれていたのですがそれも見事に復活
深海のヒドロ虫を見つけました
明けましておめでとうございます。昨年は飼育日記を137回書き込みました。今年もこのペースで書き込んでいきますよ(笑) さて、当館のキャッチフレーズは飼育生物種類数日本一(1200種)ですが、この数をキープするのはなかなか
パラオオウムガイB5が孵化しました
パラオオウムガイのベビーラッシュは続いています(笑)正月イベントの準備を終えた先日29日の夜には5番目となるB5が誕生しました。 このB5は殻の中央にあるくぼみ(臍孔)がこれまでの個体の中で一番大きく開いていて、まるでド
沖縄のサンゴを展示しました
沖縄の八重山で育てられたミドリイシの仲間(サンゴ)4種を水槽に展示しました。観察しやすいよう観覧面近くに一列に並べてみました。 ミドリイシの仲間を区別するのは得意ではないのですが、向かって左からAcropora pani
2018年10大ニュース(ムセキツイ編)
いよいよ年の瀬。…ということで2018年をムセキツイ10大ニュース!で振り返ってみたいと思います(順不同です) ジャジャン! ①鳥羽水族館初となるパラオオウムガイが次々と孵化! ②ツノモチダコのニハイチュウ4新種が記載。
ベビーラッシュとお食い初め
先週の水曜日を皮切りに、パラオオウムガイが次々と孵化しています。昨晩も4匹目が孵化しました。孵化個体には学名のNautilus belauensisから生まれた順にB…と通し番号をつけています。 こちらが最初に孵化したB
白いクリスマスツリー
メリーグソクマス! クリスマスシーズンに合わせたかのように、へんな生きもの研究所のオオグソクムシの背中に「白いクリスマスツリー」が出現しました。 いや、ホントはクリスマスツリーなんかじゃありません(笑)。実はこの体色変化
オウムガイ類の孵化個体を比較する
今回、パラオオウムガイが孵化して、鳥羽水族館で繫殖に成功したオウムガイ類は3種類となりました。 ここで念願の孵化個体を比較してみることにしましょう(以前から個人的に興味がありました) パラオオウムガイ Nautilus