昨日オウムガイの発生状況を確認したところ、パラオオウムガイの卵3個の発生がかなり進んでいました。成長した胚殻が卵殻を押し広げ、外から見ても存在がよくわかります。うぉ~! これまでの経験から、ここまでいけば無事に孵化する…
カテゴリー: 08 無脊椎動物
タコブネ入館しました
2年ぶりに生きた「タコブネ」が入館したので、今日からへんな生きもの研究所で展示を始めました。 今回展示したのは、殻の長径4cmほどの個体。 成長すると殻径は9cmほどになるそうですから、これはまだ若い個体でしょうか。 タ
久しぶりのカゴカマスのウオノエ
先日の日曜日は恒例の熊野灘沖合い底引き網生物採集に出掛けていました。 色々と採集できたのですが、久しぶりに遭遇したのはカゴカマスの口の中に寄生したウオノエ! ウオノエ好きの私としてはテンションが上がります。 かわえぇ!
サンゴ水槽、15年目を迎えます
「どうしてこんなにたくさんのハードコーラルを展示しているのですか?」東京から来たお客様からこんな質問を受けたと営業スタッフから聞きました。そして「森滝さん、飼育日記でも返事しておいてください~」との無茶ぶり(笑) …どう
カンムリヒトデスイクチムシ 共生展示の試み
先日の日曜日は沖合底引き網漁船に乗船して熊野灘の水深150-320mで生物採集をしてきました。 その中には去年新種発表されたカンムリヒトデスイクチムシも(スイクチムシは棘皮動物に寄生するゴカイの仲間)。ちなみに、スイクチ
クラゲハンター(超初級)
ある日の、私の日曜日。その日は、午前中に潜水掃除を終えて午後からクラゲ採集に出発しました! 毎回、たかむらさんと一緒にクラゲハンターしていたのですが今日は初の1人…。心細いです。(笑) 必ず捕まえねばという使命感と、実は
ホシダカラとガンガゼ
昨日は宿直だったのですが、夜の見回りでエントランスホールのサンゴ水槽で久しぶりにホシダカラと遭遇しました。 実はこの個体はサンゴ水槽ができた2003年11月に搬入した個体で、もうかれこれ15年近くこの水槽にいます…(飼育
アカトラのタコが産卵しました
熊野灘の水深300m付近で種類不明のタコが採集されます。 市場ではいくつかの名前で呼ばれていますが、どうやら正式な学名は決まっていない未記載種のようです。ひとまず私は「アカトラ」と呼んでいます。 今は予備水槽で2匹を飼育
テンプライソギンチャク展示開始!
5年前から密かに計画を進めていたTTP【Tobasui Tempura Project】(笑) ついに、へんな生きもの研究所でテンプライソギンチャクを展示開始です! テンプライソギンチャクとはカイメンと共生する珍しい生態