前々回のブログで久しぶりにバナナムシ(仮称)が出現した、とお伝えしました。 バナナムシは、正しくは寄生性の扁形動物フェカンピア(Fecampia sp.)で、 成熟するとウミウシの体内から抜け出してコクーン(繭)をつくり
投稿者: もりたき
ジクネカイメン復活中
現在、へんな生きもの研究所で飼育中のカイメンの話題です。 このカイメンは2016年の春、熊野灘の水深250-300mで採集されて水族館に搬入されたものです。 水族館向かいの菅島にある名古屋大学の臨海実験所の
フクロムシのエキステルナが崩壊しました
へんな生きもの研究所で4月からフクロムシを展示しています(ヒシガニに寄生) フクロムシは体節構造を全く持ちませんが甲殻類の一員で、同じ甲殻類であるカニやエビなどに寄生します。 フクロムシ(矢印)4月10日撮影 フクロムシ
アラサキガンガゼでした…
7月15日スタートの夏イベント「超危険生物水族館」。 準備作業も大詰めです。 さて、このイベントで展示予定のガンガゼ(県内で採集し、現在、予備水槽で飼育中)について先日の飼育日記で紹介しましたが、その中で「
ビワガイ展示しました
予備水槽にいた【ビワガイ】をへんな生きもの研究所で展示してみました。 ちょっと変わった形をした巻貝で、その名の通り果物のビワかイチヂク(英名ではfig shell イチヂク貝)のように見えます。 上から見るとこんな姿。
ヨコヤホンヤドカリに共生するIsaea属ヨコエビ
熊野灘の沖合底引き網で、水深200mあたりでヨコヤホンヤドカリの体に共生するヨコエビの仲間が採集されます(体長5mm) 現在は展示していません。 これまでに何度か飼育日記で紹介していますが、このヨコエビはイシクヨコエビ科