へんな生きもの研究所では水族館近くの菅島沖で採集したセノテヅルモヅルを展示しています。このモヅル達は以前から興味深い行動が確認されています。 それは大きな成体に小型の幼若個体が付着する行動。 本当の親ではなくても成体であ
投稿者: もりたき
サメハダテナガダコを展示しました
先日、鳥羽でマダコ漁をしている方からサメハダテナガダコを頂きました。 サメハダテナガダコは南方系の種類で、鳥羽周辺では水温の高くなる夏期にたまに採集されます。 さっそく、へんな生きもの研究所で展示開始。 このサメハダテナ
鏡餅ウニの行動観察②
前回の続きです。 熊野灘の水深300m付近に生息する「鏡餅ウニ(仮称)」 上下に重なる奇妙な習性を解明しようと、マーキングしなくても簡単に見分けがつく3組を隔離飼育して観察中。 果たして、この1週間で何か変
スギノキミドリイシの成長
サンゴ水槽に潜ってスギノキミドリイシを撮影。掃除だったので、水が少し濁っていますが、この方が自然の海っぽい? …あぁ、本当の海に潜りたいです(笑) 実は、以前の飼育日記で、このスギノキミドリイシがおかしな成
アカヒトデのシダムシ
またまたシダムシの話題です。 シダムシはヒトデの体腔内に寄生する甲殻類ですが、およそ甲殻類には見えない奇っ怪な姿をしています(笑) 先日のブログでも紹介したように、現在、熊野灘のゴカクヒトデから見つかったシダムシの研究を
鏡餅ウニの行動観察①
熊野灘の水深300m付近に生息する小型ウニPrionechinus forbesianus (和名なし)。2匹が上下に重なる習性があるので、私は「鏡餅ウニ」と呼んでいます。 なぜこのように重なるのか詳細は不明ですが、いま
紅白イセエビが脱皮しました!4回目
本日、へんな生きもの研究所で飼育中の【紅白イセエビ】が脱皮しました!(画像右が脱皮殻) 紅白イセエビとは、2014年の11月下旬に鳥羽市相差沖のエビ網漁にて捕獲されたイセエビのことで(入館は12月6日)ご覧のように当初か
今シーズン5匹目!ウデナガゴカクヒトデのシダムシ
今朝、へんな生きもの研究所の見回り中に 死亡したウデナガゴカクヒトデからシダムシを見つけて興奮MAX! シダムシとは?もうすっかりお馴染み?でしょうが、ここでおさらいを… シダムシはヒトデの体腔内に寄生する甲殻類の一群(