ニチリンヒトデの好物はイトマキヒトデだとする研究報告があります。 ニチリンヒトデ イトマキヒトデ イトマキヒトデは捕食者であるニチリンヒトデが近づくとそのニオイを感知して逃げ出すそうです。 これは面白い。 ところが、熊野
投稿者: もりたき
和名なしヒトデからスイクチムシが見つかりました
熊野灘の沖合底引き網で採集したヒトデが死ねば、ヒトデの寄生虫であるシダムシ(甲殻類)やスイクチムシ(多毛類)を探すため、ヒトデの中身をチェックしています。 前回の9月10日の沖合底引き網では、水深165mからゴカクヒトデ
ニハイチュウのミニレクチャー
飼育生物種類数日本一の鳥羽水族館。 飼育できない(でも知って欲しい!)生きものは飼育日記を通じて紹介するようにしています。 そのひとつがニハイチュウ。 ニハイチュウは体長数百μm〜数mmほどの小さな生物で、タコやコウイカ
Rosaster属ヒトデを採集しました
昨日の熊野灘沖合底引き網採集で興味深いヒトデが1個体採集できました(尾鷲沖 水深165mで採集) こちらです↓。 Rosaster属の一種だと思います。和名は不明。 見つけた時には少し興奮しました。 と言うのも… 201
ウデナガゴカクヒトデのシダムシが2匹も見つかりました
9月に入り、熊野灘の沖合底引き網のシーズンが始まりました。 さっそく本日、新人Yくんと出かけてきました。 いつもお世話になっている甚昇丸さんに乗船して早朝3:30から夕方まで。 やはり採集は楽しいですね。今回も珍しいモノ
オウムガイ殻の黒い筋
鳥羽に限った話ではありませんが、水族館で飼育されているオウムガイは新しく作られる殻に黒い傷ができてしまい、見た目があまり良くありません。 野生ではツルツル・スベスベなんですけどね。 はっきりした理由は明らかになっていませ
鏡餅ウニの行動観察➄
引き続き、熊野灘の水深300m付近に生息する「鏡餅ウニ(仮称)」の行動観察の話題です。 新たな個体xを導入したところ、xはRの上に乗っかり新たなペアに…と、ここまでが前回のお話。 ところが、昨日の朝。 xに居場所を奪われ
キンチャクガニの新展示
へんな生きもの研究所で展示中のキンチャクガニ。 両方のハサミにイソギンチャクを持つ独特な習性と、派手な体色で人気がありますが… 石の下に隠れる習性もあるため、なかなかその姿をお見せすることができませんでした。 そこで、展
アシュラ男爵イセエビが脱皮!
今朝、へんな生きもの研究所で展示中のアシュラ男爵イセエビが脱皮していました!今年の2月27日入館して、6月1日にも脱皮しています。 上から見ると、2つに分かれた体の色も より くっきり! 左の脚が欠損していましたが、今回
アワサンゴを展示しました
へんな生きもの研究所にアワサンゴを展示しました。 シーアップル(ナマコ)と同居です。 この仲間は、水族館の大きな水槽での飼育管理が少し難しいので、今までは敬遠していましたが、へんな生きもの研究所の小型水槽であれば上手くい